2025年12月26日金曜日

Hirabe 6'9" #3-4、Hirabe 6'3" #4 ふるさと納税返礼品(その2)

 

 Yoshiharu Rodsオリジナルグラスフライロッド、Hirabe 6'9" 3-4番とHirabe 6'3" 4番のふるさと納税申し込みのサイトが公開されました。

 Hirabe 6'9" 3-4番は下記のリンクから申し込みいただけます。

さとふる

ふるなび

楽天市場

ふるさとチョイス


 以前から登録済みのHirabe 7'3" 3-4番についてもふるさと納税で入手可能ですので、ご希望の方は以前のブログの各リンクからお申し込みください。

 寄付額は大変高額ですが、ふるさと納税の寄付金の上限がこの金額以上の方であれば、2,000円の負担で実質0円で入手することができます。

 もちろんカスタムオーダーで同じ仕様の竿をお作りすることも可能ですので、ご希望の方はYoshiharu Rodsのウェブサイトのご注文・お問い合わせから、またはyoshiharu.rod@gmail.comまでご連絡ください。

2025年12月20日土曜日

Yoshiharu Rods Parabolic Dry Fly 7'6" #4(その1)


 以前のブログで開発の状況をお知らせしていた、7フィート6インチ、4番、4ピースの2本の新しいオリジナルロッドを来年春に発売します。

 2本のうち1本は超低弾性カーボン素材を使用した竿で、もう1本はSグラスを使用した竿です。今回は超低弾性カーボンの竿についてご紹介します。
(Sグラスの竿は後日ご紹介します。)

 この竿はP.H.Youngのバンブーロッドの名竿、Perfectionistのアクションを再現すべく開発したものです。私はヤングのPerfectionistを所有していませんので、厳密にはPerfectionistのレプリカである朝間ロッドの通常パーペキショニストを参考に開発を進めました。


 私のPerfectionistに対するイメージはパラボリックアクション(ヤング曰くModified Parabolic Action)ながら繊細なティップを持ち、至近距離から近距離でもキャスティングが容易で、特に意識しないで振ってもタイトループを作ることができるというものです。中距離から遠投では細身のバットが有効に働きますので、少ない力で楽にキャスティングができます。
 また、7フィート6インチ、4番(ヤングのオリジナルは5番)のバンブーとしては、非常に軽くてシャープという特徴もあります。

 私のHirabeシリーズもヤングのModified Parabolic Actonをお手本にしているのですが、Hirabeで使用しているUDグラスでは、7フィート6インチ、4番のスペックで、Perfectionistのアクションを再現するのは難しいと考え、超低弾性カーボンとSグラスの2つの素材を使って試作を行いました。その結果、超低弾性カーボン素材を使用した竿で、私のイメージするPerfectionistのアクションを実現することができました。

 超低弾性カーボンは釣り竿の素材としては未だほとんど使用されておらず、この素材で釣り竿を作れるのは、世界中で私がブランクを製作していただいている国内の1社しかありません。Orvisの最初期のグラファイトなどが低弾性でしたが、これらはグラスの比率を高くして低弾性にしたものです。超低弾性カーボンはほとんどカーボンです。

 この素材の弾性率は15tです。中弾性のIM6が30tくらいですので、どのくらい低弾性か想像いただけると思います。
 カーボン素材のため、グラスロッドに比べて長い竿や高番手の竿でも軽く、シャープに作れる利点がありますが、従来のカーボン(グラファイト)ロッドのようにビンビンの硬い竿ではありません。弾性率としてはトンキンケーンに近いと思っているのですが、トンキンケーンのバンブーロッドに近い反発力、ロッドスピードを持ち、しかも軽いというメリットがあります。

 この竿はヤングのPerfectionistと同じように、至近距離から遠投まで非常に少ない力で楽にキャストでき、スロースピードのタイトループでドライフライをピンポイントにフワリと落とすことができます。しかもバンブーのPerfectinonistとは異なり、非常に軽くて軽快です。
 正に開けた渓流のドライフライの釣りに最適な竿ですので、’Parabolic Dry Fly’と命名しました。ヤングのPerfetionistにご興味のある方はもちろん、パラボリックアクションの竿を使ったことのない方や、とにかくドライフライの釣りに最適な竿が欲しいとい方にも是非使っていただきたい竿です。

 カーボンロッドということで敬遠される方もおられるかもしれませんが、従来のカーボンロッドとは全く異なりますので、バンブーロッドやグラスロッドをお使いの方にも是非一度お試しいただきたい竿です。とても良い竿です。かなりの自信作です。


 来年2月のつるや釣具店さんのハンドクラフト展に試作品を展示しますので、是非ラインを通して試し振りいただければと思います。

 来年4月上旬頃に生産ブランクが入荷予定です。ブランクが入荷しましたら、ご予約順に製作しますので、早くお使いになりたい方はお早めにご予約ください。お問合せ、ご予約はYoshiharu Rodsのウェブサイトのご注文・お問合せから、もしくはyoshiharu.rod@gmai.comまでお願いいたします。

※写真は試作品です。製品も試作品と同様にアンサンドフィニッシュのクリア塗装仕上げです。

2025年12月13日土曜日

Hirabe 6'9" #3-4、Hirabe 6'3" #4 ふるさと納税返礼品(その1)

 

 Yoshiharu Rodsオリジナルグラスフライロッド、Hirabe 6'9" 3-4番とHirabe 6'3" 4番が宍粟市のふるさと納税返礼品に登録されました。既に登録済みのHirabe 7'3" 3-4番と合わせて、3種類全てのHirabeがふるさと納税返礼品の対象となりました。






 Hirabe 6'9" 3-4番は、極細シルクスレッドを使った透明ラッピング、オリジナルニッケルシルバーポケット&リング金具、Mildrum SRMCストリップガイドの特別仕様です。

 イワナ釣りを意識してHirabe 7'3"に比べ敢えて少し硬めのアクションになっています。小渓流の釣りに最適な竿です。






 Hirabe 6'3" 4番も、極細シルクスレッドを使った透明ラッピング、Mildrum SRMCストリップガイドの特別仕様です。リールシート金具はオリジナルのアルミリング&リングです。

 ポール・ヤングのバンブーロッドの名竿、Midgeのアクションをグラスロッドで再現すべく開発した竿です。ショートロッドながら遠投が可能で、極めて軽快にキャスティングできるキャスティングが楽しい竿です。

 どちらもオリジナルのブラスキャップのアルミケースが付属します。

 12月中にふるさと納税の各サイトでお申し込みできるようになる予定ですので、サイトが公開されましたら、このブログでご案内します。

 もちろんカスタムオーダーで同じ仕様の竿をご注文いただくことも可能ですので、ご興味のある方はYoshiharu Rodsのウェブサイトのご注文・お問い合わせから、またはyoshiharu.rod@gmail.comまでご連絡ください。

2025年12月6日土曜日

Yoshiharu Rods Hirabe 6'9" #3-4(その11)


 Yoshiharu Rodsオリジナルグラスロッド、Hirabe 6'9" 3-4番、4ピースのカスタムロッドが完成しました。


 グリップはラス・ピークタイプのシガーグリップとポール・ヤングがMidgeなどで使用していたタイプのリング&リング・リールシートを組み合わせたもので、全長204mmと小振りです。アルミ製のリング&リング・リールシート金具とバットプレートはオリジナルです。

 

 ガイドラップはオプションの極細シルクスレッドを使った透明仕上げです。


 バットエンドはPROWRAPのナイロンAスレッド、710 Bees Waxのカラープリザーバー仕上げ。グリップ先端は巻き上げて、飾り巻きにBlackのピンラインを1本入れました。ロッドエンドから1尺(=30.3cm)の位置にメジャリング・ラップ入りです。


 ストリッピングガイドは今や入手困難なMildrumのカーボロイリングガイド、SRMC #8です。こちらもオプションです。
 

 この竿は10月下旬に納品させていただいたのですが、ご依頼者の方は竿の受け取りを兼ねて「繁盛ルアーフライエリア」にお越しくださいました。
 当日は雨による増水と水温低下で厳しい状況でしたが、納品させていただいた竿で見事に2匹のアマゴをキャッチされ、新しい竿に無事入魂となりました。

 Hirabe 6'9"はイワナ釣りも視野に入れてHirabe 7'3"よりも少し硬めに設計していますが、3番ラインも使用できるしなやかさを有し、軽快にキャスティングできる小渓流にピッタリの竿です。
 カスタムロッド製作をご希望の方は、Yoshiharu Rodsのウェブサイトのご注文・お問い合せから、またはyoshiharu.rod@gmail.comまでご連絡ください。ご希望の仕様にてカスタムメイドいたします。

2025年11月29日土曜日

Yoshiharu Rods Hirabe 6'9" #3-4(その10)

 


 Yoshiharu Rodsオリジナルグラスロッド、Hirabe 6フィート9インチ、3-4番、4ピースのカスタムメイドロッドを製作しました。


 まずはグリップの整形から。ご依頼者は、Hirabe 6'3"のデモロッドと同じグリップをご希望でしたので、リールシート分も含めてコルク16個分と小降りです。


 ラッピングはガイドラップがオプションの極細シルクスレッドを使用した透明仕上げ、グリップ上部のみHirabe 6'3"のデモロッドと同じPROWRAPのナイロンAスレッド、710 Bees Waxのカラープリザーバー仕上げです。


 1回目のエポキシ・コートが終了した状態が上の写真です。ガイドラップの生成りの極細シルクスレッドはエポキシをコートすると透明になります。

 あと2回エポキシをコーティングして、リールシートを装着すれば完成です。

2025年11月22日土曜日

Steffen Brothers 7'3" #3-4(その2)

 

 Steffen Brothersのグラスロッド、7フィート3インチ、3-4番、3ピースのカスタムロッドが完成しました。


 グリップはラス・ピークタイプのシガーグリップを小ぶりにしたもの。リールシート金具はYoshiharu Rodsオリジナルのアルミ製ポケット&リングです。


 ラッピングスレッドは、ブランクよりも少し濃い色が良いとのことで、GUDEBRODのナイロンAスレッド、541 Medium brownを選定しました。ご指定によりグリップ先端はスレッド巻き上げて、飾り巻きにメタリックスレッドのCopperのピンラインを2本入れています。巻上げ幅とブランク上の巻き幅もご指定通りの寸法になっています。


 ストリッピングガイドはいまや入手困難なMildrum SRMCの#8です。Mildrum SRMCはオプションです。


 Steffen Brothersのグラスロッド、7'3" #3-4はブランクにSグラスを使用したプログレッシブ・アクションの竿です。グラスロッドとは思えないほど大変軽量で、しなやかさとシャープさを兼ね備えた大変使いやすい竿です。日本の渓流魚を相手にしても十分楽しめるしなやかさを有しています。

 現在手元にSteffen Brothersのブランクの在庫はありませんが、アメリカから取り寄せてカスタムロッド製作することは可能ですので、ご興味のある方はYoshiharu Rodsのウェブサイトのご注文・お問い合わせからか、yoshiharu.rod@gmail.comまでご連絡ください。

2025年11月15日土曜日

Yoshiharu Rods Hirabe 7'3" #3-4(その20)

 

 Yoshiharu Rodsオリジナルグラスロッド、Hirabe 7'3" 3-4番 4pcをつるや釣具店さんに納品しました。

 つるや釣具店さん向けの仕様は、ラス・ピークタイプのシガーグリップにオリジナルのアルミ製ポケット&リングリールシート金具、オリーブのガイドラップです。


 グリップ先端は巻き上げて、ゴールドのメタリックスレッドのピンラインを1本。ロッドエンドから1尺(=30.3cm)の位置にメジャリングラップ入りです。


 手製の布袋はブランクのカラーに合わせたモスグリーンです。

 Hirabe 7'3"はHirabeシリーズの中で最もしなやかな竿で、竿がよく仕事をしてくれるので、全く力を使わずにキャスティングができます。どんなキャスティングでも思い通りにできると高評価をいただいています。

 この竿はつるや釣具店さんで販売されていますので、お近くの方でご興味のある方は是非お店に足を運んでご覧になってください。

2025年11月8日土曜日

Steffen Brothers 7'3" #3-4(その1)

 

 Steffen Brothersのグラスフライロッド、7フィート3インチ、#3-4番、3ピースのカスタムロッドを製作しました。


 まずコルクリングを1個ずつブランクに接着し、グリップの形に削り出します。今回はYoshiharu Rodsでは標準的なリールシート一体型のラス・ピースタイプのシガーグリップを小ぶりにしたものです。全長はコルク17個分の215mm、最大径は23mmです。


 ラッピングスレッドはGUDEBRODの541 Brownです。


 グリップ上部はスレッドを巻き上げて、飾り巻きにコパーのメタリックスレッドでピンラインを2本入れました。ご指定に従い、グリップ上の巻き上げ幅は3mm、バットエンドの巻き幅は5mmと短めです。

 エポキシコートを3回塗って、グリップを接着すれば完成です。

2025年11月1日土曜日

WOODSTICK 2025AW

 

 11/15、16に広河原トラウトタウンで開催されるWOODSTICK 2025AWにYoshiharu Rodsとして出展します。
 Yoshiharu Rodsの出展は11/16日曜日のみです(15日夜の懇親会から参加します)。


 当日はオリジナルグラスフライロッドHirabe7'3" 3-4番、6'9" 3-4番、6'3" 4番、ブライトリバーのグラス渓流ベイトフィネスロッドClevis 150UL-3のデモロッド、Parabalic 7'6" 4番の試作品を持参します。
 ラインを通して試し振りできますので、是非ご試投ください。

 フライ、ルアーフィッシングのハンドクラフトの展示以外にもバンド演奏やフィールドワークなど、盛りだくさんのイベントですので、是非ご家族でお越しください。



2025年10月25日土曜日

「繁盛ルアーフライエリア」2025年10月23日

 

 10/23はご注文いただいていたフライロッドの引き取りも兼ねて、Yoshiharu Rodsのお客様が「繁盛ルアーフライエリア」にお越しくださいました。

 ご注文いただいていた竿はYoshiharu Rodsおリジナルグラスロッド、Hirabe 6'9" 3-4番 4pcです。


 竿の詳細は別途ブログでご紹介します。


 私はカメラマンとして同行させていただきました。ご使用になった竿は納品したばかりのHirabe 6'9"です。

 1週間ほど雨が降ったり止んだりの天気で、当日は久しぶりの晴れだったのですが、まだ少し増水していたのと、数日前から急に気温が低下したことで水生昆虫のハッチもなく、ドライフライで釣るには厳しい状況だったのですが、見事2匹のアマゴをキャッチされ、無事新しい竿へ入魂となりました。





 今年の「繁盛ルアーフライエリア」の営業は10/31で終了します。来場いただいた皆様、ありがとうございました。来年は4/1から営業開始の予定です。

2025年10月18日土曜日

Yoshiharu Rods Parabolic 7'6" #4(その2)


 P.H.Youngのバンブーロッドの名竿Perfectionistをモデルに開発中のオリジナルロッドの改良品が完成しました。


 超低弾性15tカーボン素材の開発品は前回試作品が既にこのまま製品化しても良い完成度でしたが、今回ティップセクションを更に10%柔らかくしてみました。
 振り比べた結果、改良品は至近距離、近距離しか投げないのなら全く問題ないのですが、中距離以上ではループが乱れやすくなるのと、ティップが柔らかくなった分相対的にバットが曲がりにくくなったため、力を入れなくてもキャスティングが楽にできるというパラボリックアクションの利点を損ねる結果となりました。
 結論として、超低弾性カーボン素材の方は、前回試作品を生産品として採用したいと思います。


 Sグラス素材の開発品は前回試作品がバットが曲がりすぎるように思いましたので、思い切ってティップセクションを20%柔らかくしてみました。
 結果、ティップが曲がりやすくなった分バットの曲がりが抑えられ、前回試作品よりもシャープな竿になりました。ただ、前回試作品と振り比べてみると、前回試作品の方が力を入れずに楽に振れるという利点があり、正直どちらを生産品として採用するか判断が難しいところです。Sグラスに素材の竿については、今後イベント等で色々な方に竿を振り比べていただき、皆さんの意見も参考にどちらを採用するか決めたいと考えています。

 Perfectionistの再現という点では前回のブログでも述べたように、超低弾性カーボン素材の試作品の方が圧倒的に再現度が高く、しかもカーボン素材のため軽く、フライロッドとして機能的に優れています。しかし、グラスロッド愛好家の方にはグラスロッドでなければという方もおられるでしょうし、スローな竿がお好きな方やウェットフライの釣りにはSグラス素材の試作品の方が向いていると思います。

 10月26日に開催される「西日本トラウトフィッシングフェスティバル 2025 in 神河」と11月15、16日に開催される「Woodstick」に前回および今回の試作品4本を持参しますので、是非振り比べていただければと思います。