2023年9月30日土曜日

「西日本トラウトフィッシング&アウトドアフェスティバル in 繁盛」(その3)

 

 来週末の10月8日日曜日は、いよいよ「西日本トラウトフィッシング&アウトドアフェスティバル in 繁盛」の開催日です。

 旧小学校のグランドが駐車場になっておりますので、車でお越しの方は国道429号線から脇道に少し入ったところにある入口からグランドにお入りください。

 フライフィッシング、ルアーフィッシングのハンドクラフト、アウトドア用品、観光特産品の展示販売は体育館で行います。

 フライフィッシング体験は小学校のプールで実施しますが、体育館前の総合受付が受付ですので、そちらにお越しください。1回の定員が3名の30分交代制で行いますので、当日総合受付にて予約をお願いします。10歳以上が対象、参加できる人数に限りがありますので、ご了承ください。

 E-BIKE試乗は総合受付の隣のテントで受付、貸し出しを行います。

 フライタイイング体験は、「WET Fly of Art」さん、「兵庫トラウトファウンデーション」さんが体育館内で行います。

 入場、各体験は無料です。展示販売は体育館で行いますので雨天決行します。体験は小雨程度であれば行います。

 街中ではまだまだ残暑が続いているようですが、繁盛地区は日が暮れると20℃を下回るくらい過ごしやすい気候をなっております。是非ご家族揃ってお越しいただければと思います。

2023年9月23日土曜日

「西日本トラウトフィッシング&アウトドアフェスティバル in 繁盛」(その2)



 10/8にゲストハウス繁盛校で開催する「西日本トラウトフィッシング&アウトドアフェスティバル in 繁盛」の「フライフィッシング体験」で使用するフライを巻いています。


 巻いているフライは短時間で巻けてよく釣れる定番のエルクヘアカディスです。


 空いた時間に少しずつ巻きためています。

 「フライフィッシング体験」では、フライフィッシング未経験の方にフライフィッシングを体験してもらうために、旧繁盛小学校の小プールにヒラべ(アマゴ)を放流してフライで釣ってもらいます。
 参加費は無料ですので、フライフィッシングにご興味のある方は是非ご参加ください。フライフィッシングのタックル(道具)一式はこちらで準備しますので、野外で活動できる服装(帽子、運動靴着用)で気軽にお越しください。ベテランのフライフィッシャーマンにボランディアでご指導していただきます。

 「フライフィッシング体験」以外にも、出展者の「Wet Fly of Art」さんと「兵庫トラウトファウンデーション」さんに、フライタイイング(毛ばり作り)の体験も行なっていただく予定ですので、こちらもご興味のある方は是非参加ください。

2023年9月16日土曜日

繁盛ヒラべ復活プロジェクト(その1)

 

 私が住んでいる兵庫県揖保川源流の繁盛地区はかつてはヒラベ(アマゴ)の宝庫でしたが、様々な要因によりヒラベの数が激減し今は訪れる釣り人もほとんど見かけません。川を覗けばヒラベが泳ぐ姿が見られた昔の姿を少しでも取り戻したい、繁盛地区にヒラベを釣りに来てもらい地域を活性化したい、そんな思いでクラウドファンディングの2つのプロジェクトの準備を進めています。

 クラウドファンディングの編集中のページはそれぞれ下記からご覧いただけます。



 クラウドファンディングの返礼品としては、ゲストハウス繁盛校の宿泊券、繁盛地区の渓流のガイドサービス、フライフィッシング体験ツアー、2024年6月にオープン予定のルアー・フライ専用の1日1組限定の管理釣り場「繁盛ルアー・フライフィッシングエリア」のチケットなど、様々なものを予定しています。

 この2つのプロジェクトはどちらもAll-in方式で実施しますので、目標金額に未達の場合もプロジェクトを実行し、リターンをお届けします。

 クラウドファンディングは10/8にゲストハウス繁盛校で開催する「西日本トラウトフィッシング&アウトドアフェスティバル in 繁盛」に合わせて10/7にスタートすべく準備を進めています。

 プロジェクトの進捗状況はこのブログ、ゲストハウス繁盛校のブログ、下記のFacebookグループ、Instagramで発信してゆきます。皆さんのご支援、ご協力を何卒よろしくお願いいたします。


 Instagram「hanse_hirabe」

2023年9月9日土曜日

「Fly Fisher SEP. 2007 No.164」

 

 今回のお気に入りの本の紹介は書籍ではなく雑誌です。みなさんお馴染みの「FlyFisher」の2007年9月号です。

 この号は「釣れるニンフィング再検証」と題したニンフの特集が組まれた号なのですが、なぜこの号がお気に入りかというと、「Shimazaki Bucchake Nymph Series」と題された島崎憲司郎さんの解説記事が掲載されているからです。
 記事中では「PSN(ピカイチ・シンプル・ニンフ)」、「アグリーニンフ」、「ヘア・ラーバ」の3つのフライパターンのタイイング手順が8パージにわたり写真付きで解説されています。またヘアズイヤーの部位毎の使い分けについても紹介されています。
 「PSN」や「アグリーニンフ」はこの雑誌が発刊される以前に「フライの雑誌」や「水生昆虫アルバム」で紹介されていましたが、タイイングの方法が写真入りで公開されたのはこの雑誌が初めてだったと思います。

 私もこの雑誌を参考にこの3パターンのフライを巻き、その中でも特に「PSN」は以前のブログでも紹介したように大変良く釣れるので、私のお気に入りのニンフフライパターンとして良く使用しました。

 「FlyFisher」は現在は面白そうな特集の号しか購入していませんが、当時は毎号購入していました。今でもバックナンバーが沢山家に残してあるのですが、この号は私にとっては永久保存版です。

2023年9月2日土曜日

川野信之「ドクター・カワノのある毛針釣り師の足跡」


 前回のお気に入りの本の紹介に引き続き川野先生の著作を紹介します。「ドクター・カワノのある毛針釣り師の足跡」です。

 この本は川野先生がフライの雑誌やフライロッダーズ、ブログなどに執筆された釣行記を中心とする文章に自身の釣りスタイルについての書き下ろしを加えたものです。オールカラーで写真も多く掲載されており、465ページもある大変読み応えのある本です。

 川野先生の文章は読みやすく読んで楽しいのですが、私はこの本の中でも「ある男との釣り」という釣行記が最初にフライの雑誌で読んだ時から非常に心に響くものがあり、大好きです。

 川野先生はこの本を出版された数年後に亡くなられたので、この本が遺作ということになるのですが、釣り人として自身の釣り人生をこのような形で1冊にまとめられたことは釣り人冥利に尽きると思いますし、大変羨ましく感じます。