2023年5月27日土曜日

フライフィッシングスクール(その3)

 

 前回のブログでご紹介したフライフィッシング体験スクールで使用するタックルをご紹介します。


 ロッドはティムコのユーフレックス インファンテ 764-4、7フィート6インチ、4番です。初心者がキャスティングを学ぶという点ではラインが番手が大きい方が良いので、インファンテであれば8フィート6インチの5番や9フィートの6番の方が適しているのですが、今後はスクールで実際にアマゴかニジマスを釣ってもらうことを考えていますので、このスペックを選んでいます。

 このインファンテ 764-4ですが、実際にラインを通して振ってみるとびっくりするくらい良い竿です。非常に軽くてしなやかですし、ラインの乗りが良いのでキャスティングしていて楽しく、とても素直でスムースなプログレッシブアクションなので至近距離から遠投まで難なくこなします。
 初心者用の安価な竿なので、使われているコルクの質や仕上げは高価なロッドには及びませんが、それでも価格以上の品質だと思います。これだけ良い竿が2万円ちょっとで手に入るのですから驚きです。フライロッドに機能だけを求めるのでしたら、この竿で十分だと思います。個人的には6フィート6インチ、4番の664-4も気になりますし、5番や6番の竿も振ってみたいと思っています。


 リールはオービスのバテンキルクリックⅡです。オービスの中では安価なリールなので質感は高級リールには及びませんが、機能性、工作精度は必要十分なリールです。これからフライフィッシングを始める方で、リールにお金はかけられないが、長く使えるちょっと良いリールが欲しいという方にお勧めです。

2023年5月19日金曜日

フライフィッシングスクール(その2)

 

 姪っ子と甥っ子に協力してもらい、ゲストハウス繁盛校で開催するフライフィッシングスクールの事前テストを行いました。

 まずはフライ・タイイング体験スクールのテストから。体験スクールではエルクヘアカディスを巻いてもらいます。


 中学生の姪っ子は小さい頃から手先が器用で編み物を習ったり、アクセサリーを作ったりしていましたので、初めてのフライ・タイイングも難なくこなしていました。


 姪っ子が巻いたフライです。初めての1本とは思えない出来栄えです。


 小学生の甥っ子には少し難しかったようですが、両親の声援を受けながら最後まで頑張って一人で巻き上げることができました。


 続いて体育館に移動しフライ・キャスティング体験スクールのテストです。ゲストハウス繁盛校は廃校になった小学校をゲストハウスに改装して使っているので、体育館もあります。雨の日でもキャスティングスクールができますし、屋内なので風の影響も受けず練習に最適です。


 二人ともすぐにコツを掴んで、なんとか釣りができるくらいは投げられるようになりました。

 ゲストハウス繁盛校では、フライ・タイイングとフライ・キャスティングのスクールを随時開催します。それぞれ初心者向けの体験スクールと経験者向けのアドバンススクールがあります。
 詳細はゲストハウス繁盛校のウェブ・サイトで紹介すべく、フライフィッシングスクールのページを準備中です。ご興味のある方は、ゲストハウス繁盛校(hello@morehanse.net)もしくはYoshiharu Rods(yoshiharu.rod@gmail.com)まで電子メールでお問い合わせください。

2023年5月13日土曜日

神河トラウトフィッシングフェスティバル

 

 5月21日に兵庫県神河町で開催される「神河トラウトフィッシングフェスティバル」にYoshiharu Rodsとして出店します。

 当日はステファン・ブラザーズ、マクファーランド、Ijuin-Rodなどのブランクを使ったカスタムメイドフライロッドのデモロッドを展示します。ラインを通して試し振りが可能ですので、是非お試しください。
 沢山のロッドビルダーやリールメーカーなどが一堂に会するイベントですので、是非ご来場ください。

 トラウトフィッシングフェスティバルは、5月21日の神河町を皮切りに8月6日に愛媛県で、10月8日にはゲストハウス繁盛校で開催予定です。繁盛トラウトフィッシングフェスティバルについては、詳細決まりましたら別途このブログでもご案内します。

2023年5月6日土曜日

McFarland Spruce Creek Parabolic 7'2" #4 (その14)


 McFarland Spruce Creek Parabolic 7'2" #4のオーダー品が完成しました。
 グリップ形状はご依頼によりレナードのパンプキン・タイプ。リールシートも含めたグリップ全長はコルク17個分の215mm、最大径はご指定の23mmです。


 リールシート金具はRECのニッケルシルバー製ポケット&リングをご指定により黒染め処理しました。黒染め処理はオプションでプラス料金となります。


 レナード・デュラケーン風の外観に仕上げて欲しいとのご依頼でしたので、ラッピングもミディアム・ブラウンのスレッドにブラックを3巻のティッピングです。ロッドエンドから30.3cm(1尺)の位置にメジャリング・ラップ入りです。


 トップガイドとスネークガイドはご指定によりブラックのものを使用しました。
 全体的にレナード・デュラケーンの雰囲気を再現できたと思います。

 McFarland Spruce Creek Parabolic 7'2" #4のブランクを使ったカスタムメイドロッドにご興味のある方は、Yoshiharu Rodsのウェブサイトのお問い合わせ、もしくはyoshiharu.rod@gmail.comまでお問い合わせください。お好みの仕様にて製作いたします。