2022年10月28日金曜日

Woodstick 2022 Fall

 

 次の週末の11月6日に京都市左京区の広河原トラウトタウンで開催される「Woodstick 2022 Fall 里山のめぐみ」にYosiharu Rodsとしてカスタムメイドのフライロッドを出展します。

 展示する竿は下記の通りです。



2.Ijuin-Rod Sakura 7' #3 3pc


3.McFarland Parabolic 7'2" #4 4pc


4.Steffen Brothers 7'3" #3-4 3pc


 ラインを通して試投いただくことも可能です。

 川遊びやキノコ狩り、ジビエ料理などフライ・フィッシャーマン以外の方にも楽しめるイベントになっていますので、是非ご家族連れでお越しください。

2022年10月22日土曜日

Ijuin-Rod Yomogi 7'11" #5, Sakura 7' #3(その6)

 

 Ijuin-Rod、Sakura 7フィート、3番、3ピースの2本目が完成しました。こちらはYoshiharu Rodsのデモ用に製作しました。


 グリップはこちらの竿もラス・ピークタイプのリールシート一体型の先端巻き上げシガータイプ。全長はコルク17個、211mm、最大径は女性でも握りやすいように少し細めの23mmにしています。マーキス#4を装着すると上の写真のバランスです。


 リールシート金具はREC社製のニッケルシルバー、ポケット&リング。


 グリップ上部の飾り巻きはグデブロッドのナイロンAスレッド、51 peachに411 hot pinkのピン・ラインを1本、ロッド・エンドから30cmの位置にメジャリング・ラップ付きです。


 ガイド及びフェルールのラッピングも51 peachを使いブランクに近い色に仕上げています。

 この竿はデモ用に製作しましたので、ラインを通して振ってみましたが、大変素直なプログレッシブ・アクションで、どなたが振っても投げやすい竿だと思います。同じスペックのYomogi が少し肉厚のブランクを使用したトルク重視のスロー・アクションで、キャスティング時に竿の自重と曲がりを感じるマニアックな竿であるのに対し、Sakuraは大変軽くて軽快な竿です。力を入れずに軽く振ってもライン・スピードを上げることができることができますし、タイト・ループのコントロールも容易です。桜色のブランクですが、女性だけでなく男性にも大変お勧めです。

 Ijuin-Rodのブランクを使ったYoshiharu Rodsのカスタム・ロッドにご興味のある方は、yoshiharu.rod@gmail.comまでお問い合わせください。お好みの仕様にてカスタム・ロッドを製作いたします。


2022年10月15日土曜日

Ijuin-Rod Yomogi 7'11" #5, Sakura 7' #3(その5)

 

 Ijuin-Rod、Sakura、7フィート、3番、3ピースの2本目を製作しています。

 前回のブログで紹介したIjuin-Rodに納める1本目のSakuraは、ブランクよりも濃い色のスレッド(グデブロッドの52 rose)を使用し、グリップ上部の飾り巻きにゴールドのピン・ラインを3本入れましたが、この竿では薄いピンク(グデブロッドの51 peach)を使用し、飾り巻きには濃いピンク(グデブロッドの411 hot pink)のピン・ラインを1本にしました。


 エポキシを塗ると上の写真のようにスレッドが透けてブランクに近い色になります。


 この竿はYoshiharu Rodsのデモ用になる予定です。

2022年10月8日土曜日

Ijuin-Rod Yomogi 7'11" #5, Sakura 7' #3(その4)

 

 Ijuin-Rod Sakura、7フィート、3番、3ピースが完成しました。

 グリップはラス・ピークタイプのリール・シート一体型のシガー。スペックに合わせて全長はコルク17個分の215mm、最大径は手の小さな女性でも握りやすいように少し細めの23mmにしています。


 リール・シート金具はRECのニッケル・シルバー製ポケット&リングです。


 グリップの先端はグデブロッドのナイロンAスレッド、52 roseを巻き上げ、飾り巻きにゴールドのピン・ラインを3本入れています。グリップエンドから30cmの位置にメジャリング・ラップを巻いています。


 フェルールは白ペグのスピゴット、ストリッピング・ガイドはミルドラムのSRMCの#8です。

 Sakuraの7フィート、3番はYomogiの同じスペックの竿とは全く異なり、ファスト・テーパーのプログレッシブ・アクションです。この竿はIjuin-Rodの伊集院さんからのオーダーなので、ラインを通して振ることはできませんが、素振りした印象は軽快で、どんな人が振っても大変投げやすいアクションだと思います。


 前回照会したYomogi 7フィート11インチ、5番、4ピースと今回紹介したSakura 7フィート、3番、3ピースは、共にIjuin-Rodから販売されますので、ご興味のある方はIjuin-Rod(https://ijuin-rod.com)までお問合せください。10月14日から開催のつるや釣具店のハンドクラフト展にも展示いただけるとことですので、現物をご覧になりたい方は足をお運びください。
 また、Ijuin-Rodのブランクを使ったYoshiharu Rodsのカスタム・ロッドにご興味のある方は、yoshiharu.rod@gmail.comまでお問合せください。お好みの仕様にてカスタム・ロッドを製作いたします。


2022年10月1日土曜日

Ijuin-Rod Yomogi 7'11" #5, Sakura 7' #3(その3)

 

 Ijuin-RodのYomogi 7フィート11インチ、4ピース、5番が完成しました。


 グリップはリールシート一体型のラス・ピークタイプ。7フィート11インチ、5番のスペックに合わせて、全長はコルク18個分の230mm、最大径は25mmと少し長め、太めに仕上げています。
 ハーディのライト・ウェイトを到着すると上の写真のようなバランスです。


 リール・シートはRECのニッケル・シルバーのポケット&リングです。ガイドとフェルールのラッピング・スレッドはすっきりさせたかったので、グデブロッドのナイロンAの105、spring greenを使用しました。エポキシをかけると透けてブランクの色とほぼ同色になります。


 グリップの先端はグデブロッドのナイロンAの6779 greenを巻き上げて、ゴールドのピン・ラインを3本です。


 フェルールは白ペグのスピゴット・タイプです。

 この竿はIjuin-Rodの伊集院さんからのオーダー品なので、ラインを通して振ることはできませんが、バットのしっかりしたプログレッシブ・アクションで、Yomogiの特徴であるやや肉厚のブランクのため、素振りした感触はトンキンのバンブーロッドに近いフィーリングです。ステファン・ブラザーズの8フィート、5番のグラス・ロッドと比べると、ステファンのような軽さとシャープさはありませんが、バンブーロッドと同じようなテンポでキャスティングできるのではないかと思います。バンブーロッドのようにブランクの自重を活かしたトルクのあるループが作れそうです。

 この竿はIjuin-Rodから販売予定なので、ご興味のある方はIjuin-Rod(https://ijuin-rod.com)までお問合せください。10月14日から開催のつるや釣具店のハンドクラフト展にも展示いただけるとことですので、現物をご覧になりたい方は足をお運びください。
 また、Yoshiharu RodsメイドのYomogiをはじめIjuin-Rodのブランクを使ったカスタム・ロッドにご興味のある方は、yoshiharu.rod@gmail.comまでお問合せください。お好みの仕様にてカスタム・ロッドを製作いたします。