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2020年8月8日土曜日

ARTIST AFC-60MH(その2)


 アーティストのトップウォーター用グラス・ベイトロッド、AFC-60HMが完成しました。


 グリップも一緒にとのご依頼でしたので、使用されるアンバサダー5000Cに合わせてブライトリバーのチャッカ―・クラシックを取り寄せました。ロッドがグラスの6フィート、ミディアム・ヘビーアクションとなかなかヘビーですので、片手でも両手でも投げられるように少し長めのレギュラーコルクを選定しました。


 トップガイドは、ラインが絡みにくいフジのMNトップです。


 トップガイド以外もフジのMNガイドです。


 バッドの飾り巻きは、スカーレットにゴールドのピン・ラインを3本です。小麦色のブランクにレッドのスレッドの組み合わせは、レナードのグラス・ロッドを連想させます。レッドのスレッドが鮮やかに発色して、華やかな仕上がりになりました。釣り場でも映えると思います。


 ナイト・フィッシングで60cmUPのバスを狙われるとのことでしたので、グリップエンドから50cmと60cmの位置にメジャーリング・ラップを巻きました。

 私が使用しているAFC-50Lに比べると流石に硬いですが、3/4oz以上のルアーを投げて、60cmUPを狙うのであれば、最低限これくらいのパワーが必要かと思います。


2020年8月1日土曜日

ARTIST AFC-60HM(その1)


 依頼を受けてトップウォーター用のベイトロッドを作っています。

 陸っぱりのナイトフィッシングで60cmアップを狙うとのことで、ブランクにはアーティストのグラスロッド、AFC-60MHを選びました。


 スレッドのカラーは朱色を希望とのことで、PROWRAPのナイロンAスレッド、391 Red Fishを使用。ティッピングはPROWRAPのナイロンAスレッド、704 Midas Goldです。


 1回目のエポキシコートが終わった段階です。ブランクが黄土色なので綺麗に朱色が出ました。

 あと2回エポキシを重ねて完成です。


2019年3月30日土曜日

ARTIST AFC-50L


 京都のロッドビルダーの北岡さんの影響もあり、不意に約30年ぶりにトップウォーターでバスを釣りたくなり、トップ用のベイトロッドを作製しました。

 ブランクはアーティストのグラスです。フローターでの使用を考慮して長さは5フィート、5/8ozクラスのプラグで釣りたかったのでライトアクションを選定しました。


 素振りした感触やベンディングカーブは、トップウォーターに適した典型的なスローテーパーのパラボリックアクションです。Sグラスと思われる肉厚のブランクは、私が知っているスピードスティック1-16HOBBや、スーパーストライクFO-60など、昔のグラスロッドに比べると張りがあります。


販売元のうらしま堂さんの標準ガイドは、FujiのMNガイドでしたが、少しでも軽く仕上げたかったので、ライトタイプのLNガイドにしました。


 トップガイドは、ラインが絡みにくい北岡さんお勧めのスーパーオーシャントップ(PMNST)にしました。

 ワン・ピースのベイトロッドは、グリップを削り出す必要がないですし、コーティングの手間も2ピースの半分、3ピースの1/3で済みますので、あっという間に完成しました。