2023年11月25日土曜日

Brightliver Clevis 150UL-3(その2)



 Brightliverのグラスロッド、Clevis 150UL-3を製作中です。


 2本のうち1本はカスタムオーダー品です。Brightliverの完成品がオールドFenwickのグラスロッド調の仕上げですので、ご依頼者がオレンジ色が好きということも考慮し、オールドFenwickのHMG調のラッピングにしてみました。ダークブラウンのスレッドにNCP(ノンカラープリザーバー)のサンバーストのティッピングです。シルバーのフェルールはご依頼者のご指定です。


 1回目のエポキシコートが終わったのが上の写真です。思っていた以上にかっこいい仕上がりになりました。


 もう1本はYoshiharu Rodsのウェブサイトでの完成品販売用です。こちらはラス・ピークのグラスロッド調の仕上げで、バットエンドの飾り巻きはダークブラウンのスレッドにゴールドのピンラインを3本です。こちらはブラックのフェルールです。
 1回目のエポキシ・コートを終えたのが下の写真です。


 完成品販売用の竿またはBrightliver Clevis150UL-3のブランクを使ったカスタムオーダー・ロッドをご希望の方は、Yoshiharu Rodsのウェブサイトのお問い合わせか、yoshiharu.rod@gmail.comまでご連絡ください。カスタムオーダーはお好みの仕様で製作いたします。

2023年11月18日土曜日

繁盛ヒラべ復活プロジェクト(その5)

 

 10/8の「西日本トラウトフィッシング&アウトドアフェスティバル in 繁盛」「フライフィッシング体験」のヒラべ(アマゴ)を来年6月にオープン予定の「繁盛ルアー・フライフィッシングエリア(仮称)」の区間に放流しました。


 プールでしばらく飼っている間に季節が進み、ヒラべの中には婚姻色の出たものも見られるようになっていました。産卵して子孫を残してくれることを期待しています。


 放流して数時間後には川にも慣れ、ライズを繰り返していました。
 流れの緩やかなプールに集まっていたヒラべも数日後には広範囲に散らばり、姿も見られなくなりましたが、ほんのしばらくの間、一部の区間だけですが、川を覗け場ヒラべが泳ぐ姿が見られた昔の繁盛地区の川の状況が再現されました。

 繁盛ヒラべ復活プロジェクトでは以下の2つのプロジェクトについてクラウドファンディングで支援を募集中です。



 12/24の募集終了まで未だ随分日数が残っていますが、残念ながら支援があまり集まっていません。ご賛同いただける方は、ご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。

2023年11月11日土曜日

Brightliver Clevis 150UL-3(その1)

 

 BrightliverのClevis 150UL-3のブランクが入荷しました。Yoshiharu Rodsではこのブランクを渓流ベイトロッドとして組み立てて販売します。

 このブランクは約50年ほど昔、天龍がKENKORという名前で製造していた名作ロッドのブランクをBlightliverの松本さんが復活させたものです。昔のアクションはそのままに、最新のUDグラスで製造されています。
 超ファストテーパーのティップアクションで、先端がよく曲がるアクションですが、しなやかなグラス素材でできているため、フッキングしやすくバレにくいという不思議なブランクです。
 これが現在流行しているシンキングミノーを使った渓流ベイトルアーロッドにぴったりなのです。先日開催された「西日本とラウトフィッシング&アウトドアフィッシング in 繁盛」でも、渓流ルアーフィッシングマニアの間で大変注目を集めていました。
 KENKORロッドについてはBrightliverのウェブサイトでも詳しく紹介されていますので、こちらもご覧いただければと思います。


 オリジナルのKENKORロッドは1ピースですが、今回入荷したブランクは3ピースです。ザックに十分入るサイズなので、バイクで釣りに行かれる方や源流志向の方にもお勧めです。
 1ピースのブランクはBrightliverで販売していますが、3ピースのブランクは販売していないため、Yoshiharu Rodsのために特別に販売していただきました。

 今回入荷したブランクは3本で、1本はお客様からのカスタムロッドのオーダー用です。もう1本はYoshiharu Rodsのウェブサイトでの販売用です。残る1本はフリー在庫ですので、カスタムオーダーをご希望の方は、yoshiharu.rod@gmail.comまでお問い合わせください。スレッドの色など、お好みの仕様でカスタムメイドいたします。
※フリー在庫は売り切れましたが、ブランクを取り寄せてカスタムオーダー可能ですのでお問い合わせください。

2023年11月4日土曜日

繁盛ヒラべ復活プロジェクト(その4)

 

 「繁盛ヒラべ復活プロジェクト」では前回のブログで紹介した「繁盛ルアーフライフィッシングエリア(仮称)」設置の他に、揖保川源流繁盛地区の一般渓流にヒラべ(アマゴ)の稚魚を放流するためのクラウドファンディングを行なっています。

 クラウドファンディングのページは下記のリンクからご覧いただけます。


 繁盛地区には倉床川、黒原川、草木川の3つの渓流が流れており、かつてはヒラべ(アマゴ)の宝庫でした。しかし、大雨の増水による渓相の変化、カワウやサギ等の食害、漁協の放流量の減少など様々な要因により、ヒラべの数が激減し訪れる釣り人の姿もほとんど見られなくなっています。
 かつての面影はなくなったとはいえ、これらの渓流にはヒラべが十分生息可能な環境が残されており、今も綺麗で冷たい水が流れています。川を覗けばヒラべが泳ぐ姿が見られたかつての姿を取り戻したい、その思いでこのプロジェクトを始めました。



 上の写真は倉床川の上流部です。倉床川の下流部は田んぼの中を流れる里川ですが、上流部は写真のような山岳渓流となります。



 上の写真は黒原川の写真です。小和田不動の滝を過ぎたあたりから落差のある流れになります。森の中を流れる区間が多く、深い淵も多く残されています。



 上の写真は草木川の写真です。繁盛地区は標高600m以上を流れる渓流です。草木ダムよりも上流は谷底を流れる落差の大きな山岳渓流で標高1,103mの段が峰から流れる最上流部は夏でも涼しく、ヒラべ釣りが楽しめます。

 クラウドファンディングでは3年間分のヒラべの稚魚放流資金を集めます。目標額を達成しなくても計画を実行し、支援者いただいた方にリターン(返礼品)をお返しするAll-In方式で実施しますので、皆様からいただいた支援額によってヒラべの放流量が決まります。
 しかし、残念ながら未だほとんど支援が集まっていません。少しでも多くのヒラべの稚魚が放流できるようにご支援のほどよろしくお願いいたします。

 リターンには様々なものを準備していますが、全てのリターンにヒラべの稚魚の放流会に参加する権利を付けさせていただきました。
 また、「繁盛ルアー・フライフィッシングエリア(仮称)」の年間パスはクラウドファンディングのリターンのみの設定です。エリアオープン後は日釣り券のみの設定となります。10名様限定ですので、お早めにご支援いただければと思います。

 ご支援、ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。