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2023年4月8日土曜日

完成品販売 Trout Smith 8' #4 4pc


 Graywolfのブランクを使ったTrout Smith 8' #4 4pcの完成品をYoshiharu Rodsのウェブサイトにて販売します。竿袋付きで税込55,000円です。


 ブランクはBen's Fiberglass Fly Rods製です。Graywolfではブランクを自作するようになりましたので、Trout Smithのこのスペックのブランクは廃番となっています。

 8フィート4番のグラスロッドとしては細身のブランクですが、バットのしっかりしたプログレッシブアクションの竿で、繊細なティップを使った近距離のキャストからバットパワーを生かした遠投まで容易に可能です。軽量で軽快なロッドですので、グラファイトに近い感覚でキャスティングできます。バットがしっかりしているので、本流で遠投してライズを狙ったり、北海道や管理釣り場でニジマスを釣るのに向いていると思います。

 竿のコンディションは、釣りには使用しておらず竿のアクションを確認するのに短時間試し振りしたのみのほぼ未使用品となります。

 ご注文はYoshiharu Rodsのウェブサイトのご注文・お問い合わせフォームからお願いいたします。


2022年3月5日土曜日

Graywolf Trout Smiths 8' #4(その2)

 

 Graywolfのグラスロッド、Trout Smiths 8フィート、4番、4ピースが完成しました。


 グリップはいつものラス・ピークを小振りにしたタイプではなく、先端近くに膨らみを持たせた、トーマス&トーマスタイプのシガーにしています。グリップの長さは、竿が8フィートですので、少し長めのコルク11個分の142mmにしています。最大径は23.5mmです。


 リールシートはベリンジャーの旧タイプのニッケルシルバー、キャップ&リングです。


 グリップ先端はスレッドを巻き上げ、ダークブラウンのスレッドにゴールドのピン・ラインを3本入れています。ロッド・エンドから30cmの位置にメジャーリング・ラップ付きです。


 フェルールはスリップオーバー・タイプです。

 早速ラインを通して試し振りしてみました。この竿のブランクの素材はロー・モデュラスのEグラスですが、非常に肉薄になっているため、8フィートの長さを感じさせない軽くて軽快な竿です。極めて現代的なプログレッシブ・アクションで、癖のない素直なアクションなので、至近距離から遠投まで非常にスムーズなキャスティングが可能です。4ピースですが、マルチピースのネガは全く感じません。極めてスムーズなアクションです。最近のグラス・ロッド、グラファイト・ロッドのマルチピース・ロッドは本当によく出来ていると思います。
 テンポの速いキャスティングを好まれる方、キャスティング距離が10m以上の中距離以上をメインで釣りをされる場合は、標準的な4番ラインで良いと思いますが、私の印象ではサイエンティフィック・アングラーズのラインですと、フリークエンシー・ブーストのような0.5番手重めの4番ラインがマッチしていると感じました。
 
 ほぼ同じスペックのステファン・ブラザーズの8フィート#3、4番のグラス・ロッドとの比較を述べたいと思います。こちらはラインを通して振っていないのであくまでも素振りやベンディング・カーブの比較になりますが、ステファンに比べてTrout Smithsの方がやや硬めです。ステファンの方がファスト・テーパーでバットはかなり太いのですが、ステファンの方がティップは良く曲がります。ステファンはヤマメ、イワナを釣っても楽しめそうですが、Trout Smithsはどちらかというとニジマス向きのように感じました。
 ステファンはハイモデュラスのSグラス、Trout SmithsはローモデュラスのEグラスなので、Trout Smithsの方が重くてスローなブランクを想像していましたが、肉薄のブランクで非常にうまく設計されていますので、シャープで軽いブランクになっています。

 このTrout SmithsのブランクはGraywolfのオリジナルですが、Ben's of HollandのBenno Bronの製作になります。日本の渓流向けのモデルとしては、他に7フィート3番があります。
 また、GraywolfのShane Gray自身もブランクを製作できるようになりましたので、Shane製作による新しいモデルも開発中のようです。

 ステファンやマクファーランドのブランクに比べると値段も手頃なので、お求めやすい価格でカスタム・ロッドを製作可能です。
 Trout Smithsのブランクを使ったカスタム・ロッドにご興味のある方は、yoshiharu.rod@gmai.comまでお問い合わせください。お好みの仕様でカスタム・メイドいたします。



2022年2月26日土曜日

Graywolf Trout Smiths 8' #4(その1)

 

 GraywolfのTrout Smiths、8フィート、4番、4ピースのブランクを組みました。


 今回はいつものラス・ピークタイプのグリップ&リールシートではなく、リールシートにベリンジャーの旧タイプのウッドフィラーのキャップ&リングを使用し、グリップは先端に膨らみを持たせたトーマス&トーマス・タイプのシガーにしてみました。


 ラッピングは色々なカラーのスレッドを試した結果、ステファン・ブラザーズのグラスロッドにいつも使っている、ダークブラウンにゴールドのピンストライプに落ち着きました。
 このブランクのカラーは透過のダークレッドですが、意外といろんな色のスレッドが似合うので、お客様の好みに応じていろんなカラーを選んでいただけると思います。


 1回目のエポキシコートをかけると上の写真のような仕上がりです。派手なダークレッドのブランクもラッピングすると落ち着いた仕上がりになりました。あとエポキシコートを2回かけて、リールシートを接着すれば完成です。

2021年12月4日土曜日

Steffen Brothers(その19)8' #3/4

 

 ステファン・ブラザーズのグラス・ロッド、8フィート、#3、4番、3ピースが完成しました。ブランクは新生ステファン・ブラザーズのShane Gray製作です。


 グリップは私の標準のいつものラス・ピーク・タイプではなく、今回はレナード・タイプのシガー。サイズはご指定の通り、最大径22mm、長さ125mmです。



 リール・シートはリクエストにより、ベリンジャーのレナードレプリカです。リール・シート・フィラーもレナードの通称レッド・ラップで使用されていたバター・ナッツです。


 グリップ先端は巻き上げずにニッケル・シルバーのワインディング・チェック付き。ラッピングは標準のダーク・ブラウンにゴールドの飾り巻きですが、リクエストによりロッド・エンドから30cmの位置にメジャーリング・ラップを巻いています。尺の文字入りです。


 ストリッピング・ガイドは、これもリクエストによりメノウ・リング入りです。

 ご注文の竿なのでラインを通して振ることはできませんが、私が使っている7'3"の#3、4番に比べると、ティップからミドルにかけてのしなやかさはそのままに、竿が長くなった分バットがしっかりしています。離れたところのライズ狙いにも良さそうですし、グラスの8フィートですが、非常に軽快な竿なので、釣り上がりにも適していると思います。

 Yoshiharu Rodsメイドのステファン・ブラザーズのカスタムメイド・ロッドにご興味のある方は、yoshiharu.rod@gmail.comまでご連絡ください。お好みの仕様にて作製いたします。
 ステファン・ブラザーズのグラス・ロッドは、現在今回ご紹介した8フィート、#3、4番と8フィート、#4、5番のブランクの在庫が1本ずつございます。

2021年11月27日土曜日

Steffen Brothers(その18)8' #3/4

 

 ステファン・ブラザーズのグラス・ロッド、8フィート、3、4番、3ピースのカスタム・ロッドを製作しました。

 今回のご依頼は、レナード風。グリップはレナード・タイプのシガー、リール・シートには、ベリンジャーのレナード・タイプのニッケル・シルバー・キャップ&リングを使用します。リール・シート・フィラーは、1970年代、ハップ・ミルズ&テッド・シムロー時代のレナードのバンブー・ロッド、オウセブル・シリーズやレトート・シリーズ(通称レッド・ラップ)に用いられていたものと同じバターナッツです。


 ブランクのバット・エンドの径がリール・シート・フィラーの内径に対し太いため、リールシートの長さ分ブランクをカットし、ステントと呼ばれる別のグラス・パイプを接着します。

 その後はいつものように、コルク・リングをブランクに接着し、グリップを削り出します。グリップの最大径が22mm、長さが130mm程度とのご指定でしたので、長さはコルク・リングを10個で125mmです。レナード38Hの写真を参考に、グリップを整形します。


 ラッピング・スレッドのカラーは、レッド・ラップの様に赤にしても良かったのですが、ブランクが茶色なので、標準のダーク・ブラウンです。グリップ上部のラッピングは、ゴールドのピン・ラインを3本、リクエストによりロッド・エンドから30cmの位置にメジャーリング・ラップを入れています。
 グリップの先端は巻き上げずに、ニッケル・シルバーのワインディング・チェックを取り付けています。


 ストリッピング・ガイドは、リクエストにより今回はメノウ・リングです。



2021年10月30日土曜日

Steffen Brothers(その16)

 

 GraywolfのShane Grayが製造する新生ステファン・ブラザーズのグラス・ロッド・ブランク第二弾が入荷しました。

 今回入荷したのは、8フィートの3、4番と5、6番の3ピースがそれぞれ1本です。
 今回から、アルミケースは、Graywolfの竿と同じものになります。

 8フィート3、4番は、前回入荷したブランクを組み立てているところですが、8フィートのグラス・ロッドとは思えない軽さのシャープな竿で、7フィート3インチの3、4番に比べバットがしっかりしたプログレッシブ・アクションの竿になっています。離れたところからライズを狙う釣りにも適していますし、軽快な竿なので釣り上がりにも適していると思います。
 8フィート4、5番の竿は、8フィート3、4番と同じく、バットのしっかりしたプログレッシブ・アクションですが、しなやかながら強さを感じる竿です。ちょうど今日、親しくさせていただいている方が組んだ竿を振らせていただきましたが、近距離から遠投まで自由自在にコントロールできる、素晴らしい竿です。少し広い川でニジマスを釣るのに最適な竿だと思います。

 実はこの8フィートの3、4番と4、5番は、アウター・テーパーはほとんど同じです。前回の入荷で私はこれらのブランクを初めて手にしたのですが、間違えて同じブランクを送ってきたのかと思いました。しかし3、4番に比べ、4、5番は継いで手にした時に僅かに重い。実際に重量を測っても重くなっていました。つまり、4、5番は3、4番よりもブランクが肉厚になっているのです。これが、3、4番はシャープに、4、5番に強さを感じた原因でした。

 この2本はフリー在庫ですので、ご注文いただけば、お好みの仕様でカスタム・ロッドに仕上げることが可能です。ご興味のある方は、yoshiharu.rod@gmail.comまでお問い合わせください。2本とも売り切れました。

 Shane Grayの新生Steffen Brothersは新しいウェブ・サイトも開設され、いよいよ本格的に始動するようです。ブランクも以前に比べると入手しやすくなると思います。



2021年10月23日土曜日

Steffen Brothers(その15)7'3" #2/3


 お客様からご依頼いただいたステファン・ブラザーズのグラス・ロッド、7フィート3インチ、2、3番、3ピースが完成しました。


 グリップとリールシートは、ラス・ピークを小振りにしたリール・シート一体型の先端巻き上げグリップに、RECのギャリソン・タイプのニッケル・シルバー、ポケット&リングというYoshiharu Rodsの標準仕様です。
 スレッドもラス・ピークのグラス・ロッドをイメージしたダーク・ブラウン、バットエンドの飾り巻きは、これもラス・ピークのグラス・ロッドをシンプルにしたゴールドのピン・ラインを3本という標準仕様です。


 今回、お客様のリスエストにより、ロッド・エンドから尺(30.3cm)の位置に、メジャリング・ラップを巻いています。リクエストにより、尺の文字入れも行いました。


 この7'3"の2、3番は、私が愛用している7'3"の3、4番に比べると全体に一回り細身のブランクになっており、3、4番よりもシャープさが際立っています。3、4番はどちらかと言えば少しラインを出した方が楽しくなる竿ですが、この竿は小さな渓で近距離を釣るのにも適していますし、いざとなれば遠投も可能な竿です。しなやかさとシャープさを両立した素晴らしい竿です。
 私は空気抵抗の大きな比較的大きなサイズのドライ・フライを多用するので、3、4番の方が好みですが、こちらの竿を好まれる方が多いのではないかと思います。

 ステファン・ブラザーズのブランクを使ったカスタム・メイド・ロッドにご興味のある方は、yoshiharu.rod@gmai.comまでお問い合わせください。お好みの仕様にて竿をお作りします。

 

2021年10月16日土曜日

Steffen Brothers(その14)7'3" #2/3


 

 しばらく間が空きましたが、Graywolf製新生ステファン・ブラザーズの7フィート3インチ、2、3番、3ピースのロッド・ビルディングの続きです。


 スレッド・カラーは標準のダーク・ブラウンにメタリック・ゴールドの飾り巻きです。グリップ先端は巻き上げて、ゴールドのスレッドでピン・ラインを3本入れる標準仕様です。これはラス・ピークのゼニス、グラスロッドのスレッド・パターンをシンプルにアレンジしたものです。今回はお客様からのご依頼でグリップ・エンドから30.3cm(尺)の位置にメジャーリング・ラップを入れています。


 1回目のエポキシ・コートをかけると、ダーク・ブラウンのナイロン・スレッドが透けて写真のような濃い色になります。


 インスクリプションを入れて2回目のエポキシ・コートを終えました。スレッドの上のみもう1回エポキシを塗って完成です。

2021年9月25日土曜日

Steffen Brothers(その13)7'3" #2/3


 カスタム・メイドご依頼品のステファン・ブラザーズ、7フィート3インチ、2、3番、3ピースを製作しています。ブランクは前回紹介したShane Gray制作の新生ステファン・ブラザーズのものです。


 いつものようにコルク・リングの接着から。コルク・リングはFlorグレードのものを使用しています。リングの数は17個でリールシートも含めたグリップの長さは21cmくらいになります。


 グリップの整形が終わりました。標準仕様のリール・シート一体型のラス・ピークを小振りにしたタイプです。ラス・ピークのグリップは最も太い箇所がもう少しグリップの中央よりなのですが、握りやすさを考慮して少しアレンジしています。


 フットが薄めのハーディー・ブラザーズ自体のマーキス#4を使用されると言うことなので、リールシートの太さはそれに合わせて削っています。マーキス#4を所有していないので、近い大きさのブラザーズ時代のフェザーウェイトを装着すると上の写真のようなイメージです。マーキス#4だと少し小さくなります。

 次はスレッド・ラッピングです。

2021年9月18日土曜日

Steffen Brothers(その12)

 

 Graywolfより待望のステファン・ブラザーズのブランクが届きました。


 まずはGraywolfのShane Grayが製造する新生ステファン・ブラザーズのグラス・ブランクです。今回入荷したのは、7フィート3インチ、2/3番と3/4番、8フィートの3/4番と4/5番の計4本。いずれも3ピースです。これらは全てお客様からの注文品で、嫁ぎ先が既に決まっています。
 Shane GrayはMark Steffenから機材、マンドレル、カッティング・パターン、プリプレグなどを受け継いだだけでなく、Mark Steffenの工房でブランク作製の技術もしっかり習得していますので、見たところ品質はMarkが製造していたものと全く遜色ないようです。

 私はShaneがステファン・ブラザーズを受け継ぐニュースを知って直ぐにオーダーを入れていたこともあり、今回運良くブランクを入手できましたが、Shaneは凄く忙しいそうで、ブランクのオーダーは未だ受け付けていないとのことです。


 次は深いブルーが美しい、ステファン・ブラザーズのデッド・ストックのグラファイト・ブランクです。8フィート、2/3番、3ピースと7フィート3インチ、3/4番、4ピースの2本です。
 8フィート、2/3番は、かなりティップから曲がり始めるバットのしっかりしたシャープなブランクです。7フィート3インチ、3/4番は、4ピースということもあり、プログレッシブながら全体に深めに曲がるパラボリックな特性のブランクです。
 グラファイトですのでグラスに比べれば硬いのですが、IM6程度の弾性率ですので、キャストしやすいと思います。
 こちらは2本ともフリー在庫ですので、ご興味のある方はyoshiharu.rod@gmail.comまでお問い合わせ下さい。お好みの仕様でカスタムメイドいたします。こちらのブランクはセール価格で入手しましたので、比較的安価でカスタム・ロッドをご提供できます。
*8フィート、2/3番、3ピースは売り切れました。
 8フィート、2/3番の2ピースと、7フィート6インチ、3/4番の2ピースも1本ずつ近日入荷予定ですので、入荷しましたらブログでお知らせしたいと思います。


 最後はGraywolfオリジナルのTrout Smith's E glass 8フィート、4番、4ピースです。ブランク製造は、Ben's Fly RodsのBenno Bronです。
 素振りした感じでは、Eグラスながらシャープなプログレッシブ・アクションで、8フィートの長さにも関わらず、持ち重りやボテボテした感触はありません。
 Graywolfのブランクは初めて手にしましたので、このブランクはデモンストレーション用に組み上げたいと思います。出来上がりましたら、インプレッションをこのブログで紹介したいと思います。
 Graywolfのブランクも取り寄せてカスタムメイド・ロッドを作製することが可能ですので、ご興味のある方はyoshiharu.rod@gmail.comまでご連絡ください。Eグラスのシリーズでは、小渓流向きの7フィート3インチ、3番、3ピースと、中規模渓流でニジマスを狙うのに良さそうな8フィート、5番、4ピースもラインナップされています。