2023年11月4日土曜日

繁盛ヒラべ復活プロジェクト(その4)

 

 「繁盛ヒラべ復活プロジェクト」では前回のブログで紹介した「繁盛ルアーフライフィッシングエリア(仮称)」設置の他に、揖保川源流繁盛地区の一般渓流にヒラべ(アマゴ)の稚魚を放流するためのクラウドファンディングを行なっています。

 クラウドファンディングのページは下記のリンクからご覧いただけます。


 繁盛地区には倉床川、黒原川、草木川の3つの渓流が流れており、かつてはヒラべ(アマゴ)の宝庫でした。しかし、大雨の増水による渓相の変化、カワウやサギ等の食害、漁協の放流量の減少など様々な要因により、ヒラべの数が激減し訪れる釣り人の姿もほとんど見られなくなっています。
 かつての面影はなくなったとはいえ、これらの渓流にはヒラべが十分生息可能な環境が残されており、今も綺麗で冷たい水が流れています。川を覗けばヒラべが泳ぐ姿が見られたかつての姿を取り戻したい、その思いでこのプロジェクトを始めました。



 上の写真は倉床川の上流部です。倉床川の下流部は田んぼの中を流れる里川ですが、上流部は写真のような山岳渓流となります。



 上の写真は黒原川の写真です。小和田不動の滝を過ぎたあたりから落差のある流れになります。森の中を流れる区間が多く、深い淵も多く残されています。



 上の写真は草木川の写真です。繁盛地区は標高600m以上を流れる渓流です。草木ダムよりも上流は谷底を流れる落差の大きな山岳渓流で標高1,103mの段が峰から流れる最上流部は夏でも涼しく、ヒラべ釣りが楽しめます。

 クラウドファンディングでは3年間分のヒラべの稚魚放流資金を集めます。目標額を達成しなくても計画を実行し、支援者いただいた方にリターン(返礼品)をお返しするAll-In方式で実施しますので、皆様からいただいた支援額によってヒラべの放流量が決まります。
 しかし、残念ながら未だほとんど支援が集まっていません。少しでも多くのヒラべの稚魚が放流できるようにご支援のほどよろしくお願いいたします。

 リターンには様々なものを準備していますが、全てのリターンにヒラべの稚魚の放流会に参加する権利を付けさせていただきました。
 また、「繁盛ルアー・フライフィッシングエリア(仮称)」の年間パスはクラウドファンディングのリターンのみの設定です。エリアオープン後は日釣り券のみの設定となります。10名様限定ですので、お早めにご支援いただければと思います。

 ご支援、ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。

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