新しい竿を入手しましたので、久しぶりに竿の紹介です。CFバークハイマーのグラファイト・ロッド、Zenith、8フィート3インチ、#3-4-5番、4ピースです。
以前のブログでも書きましたが、このモデルは実は私にとっては曰く付きの竿です。彼此25年ほど前の話になりますが、当時私はこの竿と全く同じ仕様の竿を、ケーリー・バークハイマーに注文しデポジットを払ったのですが、その後連絡がつかなくなり、結局手に入れることができませんでした。そのため、いつか機会があればこの竿を入手したいと思っていましたので、今回その念願がようやく叶ったというわけです。
ケリー・バークハイマーは、伝説のカスタムロッド・ビルダー、ラス・ピークの後継者ですが、この竿はラス・ピークのZenithを再現したモデルとなっており、グリップやリールシート、ラッピング、ラス・ピークのZenithの特徴であるラッピング後の全塗装と言った外観上の特徴だけでなく、アクションもラス・ピークを再現したものになっています。
リールシートは、グリップ一体型のコルクのフィラーで、ニッケルシルバーのポケット&リングです。フェルールはスリーブ・オーバーです。
グリップ先端はスレッドを巻き上げてあり、ピン・ラインが3本の飾り巻きもラス・ピークのZenithと同じパターンです。ガイド・ラッピングにピン・ラインが1本入るのも、ラス・ピークと同じです。ただし、ラス・ピークのZenithが、ブラックのスレッドにオレンジのピン・ラインであるのに対し、ゴールドのピン・ラインとなっています。ストリッピング・ガイドはゴールド・リングのおそらくサーメット、スネーク・ガイドとトップ・ガイドはゴールドで、ここはラス・ピークと異なります。
実は私はこの竿と同じ長さ、同じ番手、継ぎ数も同じ4ピースのラス・ピークのZenithを所有していますので、次回は試し振りの結果も含めて、2本の比較について書きたいと思います。
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