2025年11月29日土曜日

Yoshiharu Rods Hirabe 6'9" #3-4(その10)

 


 Yoshiharu Rodsオリジナルグラスロッド、Hirabe 6フィート9インチ、3-4番、4ピースのカスタムメイドロッドを製作しました。


 まずはグリップの整形から。ご依頼者は、Hirabe 6'3"のデモロッドと同じグリップをご希望でしたので、リールシート分も含めてコルク16個分と小降りです。


 ラッピングはガイドラップがオプションの極細シルクスレッドを使用した透明仕上げ、グリップ上部のみHirabe 6'3"のデモロッドと同じPROWRAPのナイロンAスレッド、710 Bees Waxのカラープリザーバー仕上げです。


 1回目のエポキシ・コートが終了した状態が上の写真です。ガイドラップの生成りの極細シルクスレッドはエポキシをコートすると透明になります。

 あと2回エポキシをコーティングして、リールシートを装着すれば完成です。

2025年11月22日土曜日

Steffen Brothers 7'3" #3-4番(その2)

 

 Steffen Brothersのグラスロッド、7フィート3インチ、3-4番、3ピースのカスタムロッドが完成しました。


 グリップはラス・ピークタイプのシガーグリップを小ぶりにしたもの。リールシート金具はYoshiharu Rodsオリジナルのアルミ製ポケット&リングです。


 ラッピングスレッドは、ブランクよりも少し濃い色が良いとのことで、GUDEBRODのナイロンAスレッド、541 Medium brownを選定しました。ご指定によりグリップ先端はスレッド巻き上げて、飾り巻きにメタリックスレッドのCopperのピンラインを2本入れています。巻上げ幅とブランク上の巻き幅もご指定通りの寸法になっています。


 ストリッピングガイドはいまや入手困難なMildrum SRMCの#8です。Mildrum SRMCはオプションです。


 Steffen Brothersのグラスロッド、7'3" #3-4はブランクにSグラスを使用したプログレッシブ・アクションの竿です。グラスロッドとは思えないほど大変軽量で、しなやかさとシャープさを兼ね備えた大変使いやすい竿です。日本の渓流魚を相手にしても十分楽しめるしなやかさを有しています。

 現在手元にSteffen Brothersのブランクの在庫はありませんが、アメリカから取り寄せてカスタムロッド製作することは可能ですので、ご興味のある方はYoshiharu Rodsのウェブサイトのご注文・お問い合わせからか、yoshiharu.rod@gmail.comまでご連絡ください。

2025年11月15日土曜日

Yoshiharu Rods Hirabe 7'3" #3-4(その20)

 

 Yoshiharu Rodsオリジナルグラスロッド、Hirabe 7'3" 3-4番 4pcつるや釣具店さんに納品しました。

 つるや釣具店さん向けの仕様は、ラス・ピークタイプのシガーグリップにオリジナルのアルミ製ポケット&リングリールシート金具、オリーブのガイドラップです。


 グリップ先端は巻き上げて、ゴールドのメタリックスレッドのピンラインを1本。ロッドエンドから1尺(=30.3cm)の位置にメジャリングラップ入りです。


 手製の布袋はブランクのカラーに合わせたモスグリーンです。

 Hirabe 7'3"はHirabeシリーズの中で最もしなやかな竿で、竿がよく仕事をしてくれるので、全く力を使わずにキャスティングができます。どんなキャスティングでも思い通りにできると高評価をいただいています。

 この竿はつるや釣具店さんで販売されていますので、お近くの方でご興味のある方は是非お店に足を運んでご覧になってください。

2025年11月8日土曜日

Steffen Brothers 7'3" #3-4(その1)

 

 Steffen Brothersのグラスフライロッド、7フィート3インチ、#3-4番、3ピースのカスタムロッドを製作しました。


 まずコルクリングを1個ずつブランクに接着し、グリップの形に削り出します。今回はYoshiharu Rodsでは標準的なリールシート一体型のラス・ピースタイプのシガーグリップを小ぶりにしたものです。全長はコルク17個分の215mm、最大径は23mmです。


 ラッピングスレッドはGUDEBRODの541 Brownです。


 グリップ上部はスレッドを巻き上げて、飾り巻きにコパーのメタリックスレッドでピンラインを2本入れました。ご指定に従い、グリップ上の巻き上げ幅は3mm、バットエンドの巻き幅は5mmと短めです。

 エポキシコートを3回塗って、グリップを接着すれば完成です。

2025年11月1日土曜日

WOODSTICK 2025AW

 

 11/15、16に広河原トラウトタウンで開催されるWOODSTICK 2025AWにYoshiharu Rodsとして出展します。
 Yoshiharu Rodsの出展は11/16日曜日のみです(15日夜の懇親会から参加します)。


 当日はオリジナルグラスフライロッドHirabe7'3" 3-4番6'9" 3-4番6'3" 4番、ブライトリバーのグラス渓流ベイトフィネスロッドClevis 150UL-3のデモロッド、Parabalic 7'6" 4番の試作品を持参します。
 ラインを通して試し振りできますので、是非ご試投ください。

 フライ、ルアーフィッシングのハンドクラフトの展示以外にもバンド演奏やフィールドワークなど、盛りだくさんのイベントですので、是非ご家族でお越しください。



2025年10月25日土曜日

「繁盛ルアーフライエリア」2025年10月23日

 

 10/23はご注文いただいていたフライロッドの引き取りも兼ねて、Yoshiharu Rodsのお客様が「繁盛ルアーフライエリア」にお越しくださいました。

 ご注文いただいていた竿はYoshiharu Rodsおリジナルグラスロッド、Hirabe 6'9" 3-4番 4pcです。


 竿の詳細は別途ブログでご紹介します。


 私はカメラマンとして同行させていただきました。ご使用になった竿は納品したばかりのHirabe 6'9"です。

 1週間ほど雨が降ったり止んだりの天気で、当日は久しぶりの晴れだったのですが、まだ少し増水していたのと、数日前から急に気温が低下したことで水生昆虫のハッチもなく、ドライフライで釣るには厳しい状況だったのですが、見事2匹のアマゴをキャッチされ、無事新しい竿へ入魂となりました。





 今年の「繁盛ルアーフライエリア」の営業は10/31で終了します。来場いただいた皆様、ありがとうございました。来年は4/1から営業開始の予定です。

2025年10月18日土曜日

Yoshiharu Rods Parabolic 7'6" #4(その2)


 P.H.Youngのバンブーロッドの名竿Perfectionistをモデルに開発中のオリジナルロッドの改良品が完成しました。


 超低弾性15tカーボン素材の開発品は前回試作品が既にこのまま製品化しても良い完成度でしたが、今回ティップセクションを更に10%柔らかくしてみました。
 振り比べた結果、改良品は至近距離、近距離しか投げないのなら全く問題ないのですが、中距離以上ではループが乱れやすくなるのと、ティップが柔らかくなった分相対的にバットが曲がりにくくなったため、力を入れなくてもキャスティングが楽にできるというパラボリックアクションの利点を損ねる結果となりました。
 結論として、超低弾性カーボン素材の方は、前回試作品を生産品として採用したいと思います。


 Sグラス素材の開発品は前回試作品がバットが曲がりすぎるように思いましたので、思い切ってティップセクションを20%柔らかくしてみました。
 結果、ティップが曲がりやすくなった分バットの曲がりが抑えられ、前回試作品よりもシャープな竿になりました。ただ、前回試作品と振り比べてみると、前回試作品の方が力を入れずに楽に振れるという利点があり、正直どちらを生産品として採用するか判断が難しいところです。Sグラスに素材の竿については、今後イベント等で色々な方に竿を振り比べていただき、皆さんの意見も参考にどちらを採用するか決めたいと考えています。

 Perfectionistの再現という点では前回のブログでも述べたように、超低弾性カーボン素材の試作品の方が圧倒的に再現度が高く、しかもカーボン素材のため軽く、フライロッドとして機能的に優れています。しかし、グラスロッド愛好家の方にはグラスロッドでなければという方もおられるでしょうし、スローな竿がお好きな方やウェットフライの釣りにはSグラス素材の試作品の方が向いていると思います。

 10月26日に開催される「西日本トラウトフィッシングフェスティバル 2025 in 神河」と11月15、16日に開催される「Woodstick」に前回および今回の試作品4本を持参しますので、是非振り比べていただければと思います。

2025年10月11日土曜日

Brightliver 6' fiberglass spinning rod(その2)


 Brighltliverのフライロッドブランクを使った6フィート、3ピースのグラススピニングロッドが完成しました。

 ブランクはUDグラスの1番ライン用のフライロッドです。
 グリップはリッツタイプで、リアグリップがコルク7個分、フォアグリップが3個分と依頼者のご要望により小さくしています。リールシートはフォアグリップを回して固定するスクリューロックタイプで、ネジやナットが手に触れる部分に露出しないようになっています。
 ガイドはFujiのチタンフレームのSiCガイドです。
 ラッピングスレッドはブランクと同じような色をご希望でしたので、薄いオレンジのナイロンAスレッドを使用しました。


 バットエンドとメジャリングラップはメタリックゴールドです。ご希望によりフックキーパーを装着しています。


 ご依頼者は管理釣り場で1gのプラグを投げる6フィートの柔らかい竿が欲しいとのことで、市販のスピニングブランクではご希望に沿うような柔らかいものがなかったため、フライロッドのブランクを使用しました。

 このブランクは元々オイカワ釣り用のフライロッドです。未だフライロッドとして組み立ててキャスティングしたことはないのですが、ティップから曲がっていくプログレッシブ・アクションでキャスティングしやすそうな印象です。グラス素材ですので、オイカワ用の竿として十分なしなやかさを有していますし、かといってボテボテの竿ではありませんので、オイカワ用のフライロッドとしても大変良い竿なのではないかと思います。ティップの直径が1.4mmしかないことからも、このブランクの繊細さとシャープさを想像いただけると思います。

 このブランクはBrightliverに在庫がたくさんあるようですので、カスタムロッド製作をご希望の方は、Yoshiharu Rodsのウェブサイトのお問い合わせフォームから、またはyoshiharu.rod@gmail.comまでお問い合わせください。
 海外からのオーダーも受け付けております。I accept order abroad.


 

2025年10月4日土曜日

Brightliver 6' fiberglass spinning rod(その1)

 

 Brightliverのグラスフライロッドブランクを使ったスピニングロッドのカスタムロッドを製作しました。

 ご依頼者はYoshiharu Rodsの工房を訪問いただいた方で、管理釣り場で1gのプラグを投げる6フィートのグラスのスピニングロッドをご希望でした。市販のスーパーウルトラライトのグラファイトロッドでは硬すぎるとのことで、ちょうど工房にあったBrightliverの6'、1番のオイカワ用UDグラスのフライロッドブランクを振っていただいた結果、このブランクを使ってスピニングロッドを製作することになりました。



 まずブランクにコルクリングとリールシートを接着し、グリップの形状に削り出します。
 6フィートの長さですが、グリップは短い方が良いとのことで、リアグリップはコルクリング7個です。


 ラッピングはブランクに近い色が良いとのことで、オレンジのスレッドを選定。スレッドを巻いた状態では上の写真のような色ですが、エポキシコートするとブランクに近い色になります。


 グリップ上部はオレンジのスレッドにメタリックゴールドのスレッドを3回転の飾り巻き。ご要望によりフックキーパーを装着しました。

 エポキシを3回コートすれば完成です。

2025年9月27日土曜日

「西日本トラウトフィッシングフェスティバル 2025 in 神河」

 

 10/26に兵庫県神河町で開催される「西日本トラウトフィッシングフェスティバル 2025 in 神河」にYoshiharu Rodsとして出展します。

 イベントには試し振り用のデモロッドとして、Hirabe 7'3" 3-4番Hirabe 6'9" 3-4番Hirabe 6'3" 4番の3本のオリジナルグラスフライロッドと、1本の渓流ベイトフィネスロッド、Brightliver Clevis 150UL-3を展示します。ご興味のある方は是非ご試投ください。

 また、現在開発中の7'6" 4番の試作品も展示します。この竿はP.H.Youngのバンブーロッドの名竿、Perfectionistの再現を目指したもので、超低弾性カーボンとSグラスの2種類があります。
 Hirabeシリーズ同様にこちらもかなりの自信作ですので、是非試投いただければと思います。

 当日は販売用の竿は持参しない予定ですが、Yoshiharu Rodsのウェブサイトの「完成品販売」に掲載している竿で現品をご覧になりたい竿がございましたら、事前にご連絡いただければ当日持参します。Yoshiharu Rodsのウェブサイトのご注文・お問い合わせフォーム、もしくはyoshiharu.rod@gmail.comまでご連絡ください。


 関西、中国地方のロッドビルダー、リールメーカーなどのハンドクラフターが一堂に会するイベントで、タイイングデモやガイドサービス、キャンプギアの出展もあります。
 季節的にも良い時期ですので、ドライブも兼ねて是非お越しください。


2025年9月20日土曜日

Yoshiharu Rods Hirabe 6'3" #4(その5)

 

 Yoshiharu Rodsオリジナルグラスロッド、Hirabe 6'3"、4番、4ピースのご予約品が完成しました。


 お客様のリクエストにより、グリップはマリオ・ウジニッキ風のハーフウェフズ、リールシート金具はYoshiharu Rodsオリジナルのニッケルシルバー製ポケット&リングのガン・ブルーフィニッシュ(黒染め処理)です。リールシート部も含めた全長はコルク16個分の204mm、中央部の直径は21mmとお要望に従いかなり細めのグリップに仕上げました。

 ガイドラップは極細シルクスレッドを使った透明仕上げに、ブラックのスレッドを1回転の極細のティッピング入りです。

 トップガイド、スネークガイドは、ガンメタルのTiCNコートです。


 グリップ上部の飾り巻きも最近のマリオ風に仕上げました。インスクリプションもお客様のリクエストに従い、マリオのグラスロッドの表記に倣って記入しました。


 ストリッピングガイドはトップガイド、スネークガイドと同じくガンメタルのTiCNコートです。


 メジャリングラップは、通常グリップエンドから30.3mm(=1尺)の位置に巻くことが多いのですが、この竿では33.3mmの位置にブラックのスレッドを2本巻いています。30.3mmだと釣った魚が尺上かどうかで仲間内で議論になるので、確実に尺を超えている33.3mmに巻きて欲しいとのリクエストでした。

 オプション満載のお客様のこだわりの詰まった美しい竿に仕上がりました。

 Hirabe 6'3"はポール・ヤングのバンブーロッドの名竿、Midgeをグラスロッドで再現すべく開発した竿で、Midgeと同じく4番ロッドとしては強めの竿になっています。大変軽く、キャスティングのリズムも軽快で、キャスティングが楽しめる竿です。ティップは繊細なので近距離でも問題なく使えますが、どちらかというとある程度の距離を投げた方が楽しい竿です。
 6'3"という長さは、実際に釣りに使う上では長い竿に比べていろんな面で不利なのですが、キャスティングの軽快さ、楽しさも含めて、それらを補う喜びが得られます。

 Yoshiharu Rodsへのカスタムロッド製作のご依頼は、Yoshiharu Rodsのウェブサイトのご注文・お問い合わせフォームから、またはyoshiharu.rod@gmail.comまでご連絡ください。海外からのご注文も受け付けております。I accept order abroad.