2021年8月14日土曜日

McFarland Spruce Creek Parabolic 7'2" #4(その1)

 

 Mike McFarlandに特注していたオリジナル・スペックのグラス・ロッド・ブランクがようやく届きました。7フィート2インチ、4番、4ピースのパラボリック・アクション・ロッドです。

 これとほぼ同じスペックのパラボリック・アクションのグラス・ロッドとしては、マリオ・ウジニッキの217P4、7フィート3インチ、4番、3ピースのロッドが有名で、私のお気に入りの竿でもあります。


 217P4は、マリオ自身が「True Parabolic Action」と呼んでいるとおり、ティップが太くバット・セクションがリバースド・テーパーになっている典型的なパラボリック・アクションの竿ですが、私の特注のブランクはポール・ヤングやボブ・サマーズのパラボリック・アクションを狙ったもので、217P4よりも繊細なティップを持っています。


 私の大好きなボブ・サマーズのバンブー・ロッド、Model 735を4番にしたようなグラス・ロッドが目標でしたが、ベンディング・カーブやテーパーを見る限りでは、かなり良いものに仕上がっていると思います。
 竿を組んでフィールド・テストの結果、納得できるものになっていれば、カスタム・メイドでオーダーを受け付けたいと思います。






2 件のコメント:

Flyfreak さんのコメント...

長さ、番手、アクションなど非常に良い加減のところを意図されておりますね。フィールドテストの結果をお待ちしております!

Yoshiharu Utsumi さんのコメント...

Flyfreak様
コメントありがとうございます。
グラス、バンブーの7'2" #4あるいは7'3" #4というのは一般的な渓流で長くも短くもなく、グラス、バンブーという素材を考えたときにバランス的にもちょうど良い長さだと思います。
実はもうかなり組みあがっているのですが、かなり良い竿になりそうです。
ブログでの報告を楽しみにお待ちください。