2020年8月22日土曜日
Hardy Sovereign 2000(その2)
ソブリン2000の2回目は、ディスクドラグ機構について書きたいと思います。
ソブリン2000のディスクドラグは、基本的にソブリンと同じメカニズムです。ドラグの強さはリール背面のドラグノブで調整できるようになっています。ドラグノブには細かいクリックが内蔵されており、ドラグの強さを微調整できるようになっています。
ドラグノブの上にあるノブは、逆転時のクリックのオン/オフを切り替えるためのもので、これもソブリンと同じメカニズムです。
クラッチ機構はドッグクラッチタイプで、爪はスプール側に内蔵されており、スプール裏面のノブで右手巻きと左手巻きをワンタッチで切り替えられるようになっています。ハーディはイギリスとアメリカでこの機構の特許権を取得しており、爪が内蔵されたプレートに特許番号が刻印されています。
本体側の機構は、基本的にソブリンと同じです。スプールシャフトにはボールベアリングが2個装着されています。ディスクパッドはドラグノブ内に内蔵されており、外から見ることはできません。ディスクパッドには、炭素繊維(AVCARB)が使用されています。
ソブリンのディスクドラグのメカニズム詳細については、以前のブログで紹介しましたので、ご興味のある方はそちらをご覧ください。
次回はソブリン2000とオリジナルのソブリンを比較してみたいと思います。
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