2019年1月12日土曜日

Diamondback 7'6" #4-5


 昔のダイヤモンドバックのデッドストックのブランクが手に入りましたので、組み上げてみました。スペックは7フィート6インチ、#4、5番になります。

 ダイヤモンドバックは90年代の初め頃にスミスから販売されていた、マリエット・ダイヤモンドバックを2本所有していました。1本は今回組んだ竿と全く同じ7フィート6インチ、#4、5番、もう1本は7フィートの#3、4番です。


 昔のダイヤモンドバックのブランクは、レナードのゴールデン・シャドウシリーズに使用されていたことで有名ですが、マリエット・ダイヤモンドバックはゴールデン・シャドウを意識した仕上げとなっており、オリーブ・グリーンのブランクに合わせてラッピングの色がグリーン調にアレンジされています。
 マリエット・ダイヤモンドバックは、日本の某有名カスタム・ロッド・ビルダーが組み立てていたと何かで読んだ記憶がありますが、非常に美しい仕上がりになっています。

 私が組んだ竿は、私の好みでラス・ピークを意識した仕上げにしています。


 今回組んだブランクは、マリエット・ダイヤモンドバックと全く同じオリーブ・グリーンのカラーですので、ラッピングはダークグリーンにゴールドの飾り巻きとしました。


 このダイヤモンドバックのブランクは、80年代の初め頃に設計されたものですので、比較的低弾性率のグラファイトを用いた肉厚のブランクになっており、現在のグラファイトロッドではほとんど見かけないスローテーパーのパラボリック・アクションの竿です。
 したがって、ゆっくりしたキャスティングストローク(ロングストロークという意味ではありません)で、スロースピードのラインを投げるのに適しています。非常に素直なアクションですが、初心者向けではなく、ある程度キャスティングができる人向きの竿です。バンブーロッドに慣れた人向きとも言えます。


 ラインは4、5番指定で、素振りすると5番のように感じます。しかし、実際にキャスティングしてみると、近距離は問題ありませんが、ある程度ラインを出すとタイトループのコントロールが難しくなるので、4番の方が向いていると思います。私はウェイトフォワードラインが好きなのですが、この竿に関してはダブルテーパーが向いていると思います。


 パラボリックで全体に張りのあるアクションは、ラス・ピークのグラファイト・ロッドに近いと言えますが、3番手ライン指定のラス・ピークが、どのライン番手でも破綻なくキャスティングできるのに対し、ダイヤモンドバックのライン番手の許容範囲は狭いように思います。


 ちなみに、7フィート#3、4番の竿は、3番を乗せても、かなり柔らかい竿で、良い型のイワナを掛けるとなかなかスリリングな竿でした。

追伸:
 同じ7フィート6インチ、#4、5番の新品ブランクがあと2本ありますので、カスタムメイドさせていただきます。
 ご興味のある方は、yoshiharu.rod@gmail.comまでメールでお問い合わせください。グリップ形状、リールシート、ラッピングスレッドの変更等、メールでご相談ください。

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