2024年12月28日土曜日

Brightliver 7' #1(その3)

 

 以前のブログで紹介したBrightliverの試作品7フィート、1番、3ピースの改良ブランクが出来上がってきましたので、Brightliver松本さんのご依頼でカスタムロッドに組み上げさせていただきました。
 初回の試作ブランクはそのまま製品にしても良いと思えるくらいの完成度でしたが、松本さんは少しティップが強い印象を持たれたようで、今回のブランクはその点を改良したものです。


 まずはいつものようにコルクリングをブランクに1個ずつ接着します。


 グリップの形状はYoshiharu Rodsでは標準的なRuss Peakタイプのシガーグリップを小ぶりにアレンジした形状です。


 今回の竿のラッピングには、GUDEBRODのナイロンAスレッドの1011 gun metalを使用しカラープリザーバー仕上げにします。ラッピングを終えたのが上の写真です。ダイヤモンドバックのブランクを使ったLeonardのグラファイト・ロッドやThomas & Thomasの昔のグラファイト・ロッドからインスピレーションを得ました。


 グリップ先端は巻き上げて、飾り巻きにブラックのピン・ラインを一巻き。オイカワ用の竿ですがヤマメ、アマゴを釣っても楽しそうな竿なので、ロッドエンドから1尺(=30.3cm)の位置にメジャリング・ラップを入れています。
 この後、カラープリザーバーを塗ってエポキシをコーティングします。

 同じブランクが確かあと2本あると思いますので、カスタムロッド製作をご希望の方は、Yoshiharu Rodsのウェブサイトのお問い合わせから、またはyoshiharu.rod@gmail.comまでご連絡ください。海外からのオーダーも受け付けています。I accept orders abroad.

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