前回に引き続き、今回もレネ・ハロップの著書「Learning from the Water」を紹介します。
この本は2010年にアメリカで発刊され、日本では前回紹介した「TROUT HUNTER」と同じく東知憲さんの日本語訳でマーヴェリックから2013年に発売されました。
「TROUT HUNTER」は水生昆虫のハッチとフライに焦点が当てられており、釣り場での体験を描いた読み物的な内容ですが、この書籍ではプレゼンテーションやリーダーシステム、鱒を掛けてからランディングまでのやり取りなどについても述べられており、より技術書的な内容になっています。
写真の数も大幅に増えており、筆者が描いた水生昆虫や鱒の絵も多く掲載されています。紹介されているフライ・パターンは、「TROUT HUNTER」と重複したものも多いですが、より多くのフライが掲載されています。
この本は、フライ・ショップを探せば未だ購入できるところがあるようですし、どちらか1冊を選ぶのであれば、こちらの方がお勧めです。
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