ステファン・ブラザーズのグラファイト、8フィート、2、3番、3ピースが完成しました。
グリップの前の飾り巻きは、ダーク・ブルーにシルバーのメタリック・スレッドのピン・ラインを3本。グリップ・エンドから30.3cm(1尺)の位置にメジャリング・ラップ入りです。
このブルーのグラファイト・ブランクはステファン・ブラザーズの当時のグラファイト・ロッドの中ではロー・モデュラスと呼ばれていたモデルですが、IM6程度の弾性率ですので一般的には中弾性グラファイトに分類されると思います。現在主流となっている高弾性グラファイトを用いたフライ・ロッドはブランクの肉厚が薄いものがほとんどですが、この竿はフェルール部の写真から分かるように、肉厚のブランクになっています。そのため、素振りした感触では2、3番ロッドにしては硬く感じるのですが、ラインを通すとブランクの粘りを活かしたトルクのあるループを生み出すのではないかと思います。ラインを通して試し振りをしていませんのであくまでも推測ですが、比較的ゆっくりしたストロークで振れるのではないかと思います。
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