2020年10月17日土曜日

Steffen Brothers(その6)



 マーク・ステファンから注文していたグラスロッドのブランクが届きました。今回依頼を受けて注文したのは、8フィート、#5、6と7フィート3インチ、#2、3の2本、どちらもスリーピースです。今回は注文時の回答納期4、5ヵ月に対して、ちょうど5ヵ月でブランク完成のメールが届きました。



 8フィート、#5、6は、グラファイトほどビンビンではないですが、非常に張りがあり、ステファンの低番手のショートロッドに比べて、よりバットがしっかりしたプログレッシブ・アクションになっています。グラスの8フィート、#5、6とは思えないくらい軽量です。

 7フィート3インチ、#2、3は、私が使っている同じ長さの#3、4に比べ、ティップが一回り細く、全体によりしなやかですが、張りがあり、日本の渓流でヤマメ、イワナを釣るのにぴったりの竿です。私は空気抵抗の大きな大き目のフライを使うので、#3、4がちょうど良いのですが、多くの方はより繊細なこちらの竿を好まれると思います。



 マーク・ステファンはそろそろ引退を考えているそうで、引退後は趣味で少量のブランクを作ると言っていましたので、今後ステファン・ブラザーズのロッドは益々入手困難になると思います。

 ステファン・ブラザーズ・ブランクのカスタム・ロッドにご興味のある方は、yoshiharu.rod@gmail.comまでお気軽にお問合せください。グリップ形状、リールシート、スレッドの色など、お好みに応じてカスタム・ビルディング致します。


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