2019年11月16日土曜日
Russ Peak(その4)Zenith 6'3" 3-4
新たにラス・ピークの竿を入手しました。グラファイトのゼニス、6フィート3インチ、3、4番です。
ラス・ピークの竿には、インビクタというグラスのショート・ロッドのモデルがありましたが、グラファイトでこの長さの竿は珍しいと思います。
ラス・ピークのグラファイトは、全体に張りのあるアクションで、ロッドの指定番手のわりに硬めでなので、この竿も3、4番指定でもかなり硬いのではないかと予想していまいが、意外にも日本の渓流でヤマメやイワナを釣っても十分楽しめる竿になっています。アメリカ東部の小河川でブルック・トラウトを釣るためにオーダーされた竿ではないかと思います。
グリップは5番や6番の竿と同じ長さの大振りのものが装着されていますが、ティップはラス・ピークの竿にしては繊細です。
これだけ短い竿をグラファイトで作ると、かなり硬い竿になりやすいので、設計が難しいと思いますが、この竿は全体を細身のテーパーで仕上げることにより、しなやかさを上手く実現しています。
短い竿なので、7フィート6インチ以上の竿に比べると、ラス・ピークのグラファイトの特徴は分かりにくいように感じますが、軽く竿を振るだけでスラックのないきれいなタイト・ループができる点や、非常にスムースなアクションは、ゼニス・グラファイトの他のモデルと共通です。
非常に軽快なアクションですが、竿の短さを感じさせることなく、キャスティングできます。
私のホームグラウンドの渓では、6フィート9インチから7フィートくらいの竿が使いやすく、6フィート3インチとなると少し短いのですが、近距離から中距離までのキャスティング能力は非常に高そうですので、来シーズンの開幕が楽しみです。
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