2019年3月9日土曜日

CASKET Hyper Breake HBB60MS


 カスケットの本流トラウト用ルアーロッド、ハイパー・ブレイク、6フィート、2ピースをベイト仕様で組みました。

 ハイパー・ブレイクの6フィートは、鳥取のとある河川の本流で40cmアップのヤマメをキャッチするために開発された竿で、本来はスピニングロッドです。
 今回の依頼者のオーダーは、まさしく同河川で40cmアップのヤマメを確実にキャッチするためのベイトロッドでした。そこで、私が弟に作ったサツキマス用のスピニングロッドなどを振ってもらったのですが、もっと強い竿が欲しいとのことで、選んだのがこの竿です。

 私は、カスケットのウェブ・サイトや以前のカタログを読んで、40cmのヤマメがかかっても大丈夫な竿を想像していたのですが、届いたブランクは40cmオーバーのヤマメしかターゲットにしていない、予想を遥かに超える剛竿でした。

 依頼者はこれまで何度も40cmオーバーのヤマメに竿をのされたことがあるそうで、このくらいの竿が理想と手渡されたのは、なんとソリッドティップのバスロッドでした。ハイパー・ブレイクはチューブラーの竿ですが、ティップ先端径が1.1mmと繊細で、バットは60cmオーバーのブラウンがかかってもびくともしないだろうと思うくらいしっかりしていますので、正に依頼者の要望にぴったりの竿でした。


 この竿の名前の綴りですが、私はすっかり「Hyper Break」だと信じて疑わず、竿にもそのように書いてしまったのですが、ブログを書くにあたって改めて調べてみると、「Hyper Breake」でした。


 グリップはオーダーに従って太目に、バットエンドは金属にして欲しいとのことでしたので、金属プレートを装着しました。


 リールシート・フィラーのウッドの種類も依頼者に選んでもらいました。


 ラッピング・スレッドは依頼者がオレンジ色が好きとのことでしたので、オレンジ(Sunburst)にゴールドの飾り巻きです。

 使ってもらえるのは、雪代が収まる4月下旬くらいからだと思いますが、40cmオーバーのヤマメを見事キャッチしてもらえるものと期待しています。


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