2023年1月7日土曜日

カーク・ディーター&チャリー・マイヤーズ「THE LITTLE RED BOOK OF FLY FISHING」


 このブログでは既に絶版となった書籍を紹介することが多いのですが、今回は昨年発売された本を紹介したいと思います。カーク・ディーター&チャリー・マイヤーズの「THE LITTLE RED BOOK OF FLY FISHING」です。

 この本はふらい人書房から発行された本で、ふらい人書房の阪東幸成さんが翻訳をされています。
 サブタイトルは「鱒釣り師のための250のヒント」となっており、サブタイトルの通りキャスティングに始まりプレゼンテーション、水を読む、フライ、その他の1つの章に渡り250の様々なヒントが紹介されています。
 初心者向けというよりは中級者向けの内容で、ある程度経験を積んだフライ・フィッシャーマンがレベルアップするためのアドバイスが書かれています。元々アメリカで出版された本を翻訳したものですので、アメリカ人向けにアメリカの河川で鱒を釣るためのヒントが書かれているのですが、その多くは日本の釣り人にとっても役に立つものです。

 写真やイラストが一切無い全て活字の本ですが、非常に分かりやすく楽しく読めるような文章になっており、文字のサイズも大きめなので、オフシーズンの読書にとても良いと思います。
 

3 件のコメント:

佐々木 さんのコメント...

この本は初心者向けです。これから釣りを始める人
特に今時の若者向けのマニュアル本としては
とても良く出来ています。
ある程度経過を積んだ釣り人にとっては
全く得るものはありませんが
初心に帰るって意味では
役立つかも知れません。友人も数名読みましたが
概ね同意見です。
行きつけのショップでは初心者がフライフィッシング用品を
揃えるとプレゼントしています。
いい本だとは思いますが中級向けは言い過ぎです。

Yoshiharu Utsumi さんのコメント...

佐々木様
コメントありがとうございます。
全くの初心者がいきなりこの本を読むよりも、ある程度経験した上で読む方が理解できるという意味で書いたのですが、確かに中級者向けというのは表現として適切でなかったかも知れません。

匿名 さんのコメント...

返信 ありがとうございます。若者にとっていい本だとは
思うのですが 更なるステップアップを目指す時
或いはフライフィッシングを考える時
やや残念な内容である事は否めません。