2021年12月11日土曜日

KINEYA 301A

 


 ずっと欲しかったリールを入手しました。KINEYAの301Aです。

 KINEYAさんのリールは、20年ほど前まではいろんなフライショップで見かけたのですが、最近は取り扱っている店もほとんどなく、直接KINEYAの奥居さんにお願いするしかないなと思っていました。
 そんな折、親しくさせていただいている方からの紹介で、奥居さん主催のWoodstickへのYoshiharu Rodsの出店をお誘いいただきましたので、会場で301Aを作って欲しい旨をお伝えしたところ、運よくWoodstick用作った301Aが1台あるとのこと。右巻きセッティングになっていましたので、左巻きに変更してもらい納品となりました。


 モデル301はハーディーのフェザーウエイトとほぼ同じサイズのシンプルな片軸受けリールで、ボディがアルミ製の301Aとブラス製の301Bがあります。バンブーロッドやグラスロッド用に重量のある301Bの方が人気のようですが、私は軽量な301Aが欲しいと思っていました。

 シンプルなデザインながら、奥居さんならではのセンスを感じる繊細なデザインです。
 KINEYAさんのリールは、多くのリールメーカーと同様にNC旋盤やマシニングセンターを使ってバーストックから削り出しで製作されていますが、精度が素晴らしく(部品の寸法公差が小さい)、ガタ付きがほとんどありません。
 KINEYAさん設計、製造のOEMのリールは何台か持っているのですが、どのリールも精度、デザインが素晴らしく、またバックラッシュしにくいのも重要な利点です。

 このリールは、もう使う前からすっかりお気に入りのリールです。来シーズンはこのリールを使って釣りをするのが楽しみです。


0 件のコメント: