2021年5月22日土曜日

Steffen Brothers(その11)

 

 非常に残念なのですが、ステファン・ブラザーズが41年の歴史に幕を下ろすことになりました。

 マーク・ステファンからは、かれこれ1年ほど前からそろそろ引退を考えていると聞いており、この半年は沢山のバックオーダーのため予約を受け付けてもらえない状況でした。そして、5月上旬に届いたメールで遂に引退する旨の連絡がありました。
 近い将来、その日が来るだろうとは覚悟はしていましたが、本当に残念です。


 ステファン・ブラザーズは、大変高品質で優れたアクションのブランクを良心的な価格で提供していました。私が最初にブランクをオーダーしたのは、2017年の10月ですので、マーク・ステファンとの付き合いはそんなに長くはないのですが、納期がかかることはあっても、いつも誠実に対応してくれました。


 ステファン・ブラザーズのグラスロッドは、これまでに何度かこのブログで紹介したように、大変素直なプログレッシブ・アクションで、非常に軽く、しなやかさとシャープさを兼ね備えており、多くの人が抱いているグラスロッドのイメージを覆すものでした。また、アメリカの竿ですが、特に2ー3番、3-4番のモデルは大変しなやかで、日本の渓流で20cm前後のヤマメやイワナでも十分楽しめる竿でした。


 ステファン・ブラザーズの竿は、今後、マーク自身の手によるプロダクション・モデルも新品で入手することはできませんし、私もブランクからカスタム・オーダーで製作することもできませんが、竿を所有されている方、また中古でこれから入手される方は、大切にしていただければと思います。
 私も、自分用に作った7'3"の3-4番モデルは一生の宝物として大切にしたいと思います。

追記:ノースカントリーアングラーの加藤さんから情報をいただきました。Graywolf Rodsがステファン・ブラザーズの事業を引き継ぐそうです。Graywolf Rodsからステファン・ブラザーズのブランクを入手できるようになれば、ブログでお知らせします。


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