バス用にフォーム・バス・ポッパーを巻き(作り?)ました。
使用したフォームは、ワプシ社のパーフェクト・ポッパーです。これはボディの腹側に切り込みが入っており、そこにフックを差し込むことによりフックを固定するようになっています。
マスタッドCK74のようなキンクシャンクのフックだと、そのまま差し込んで固定すれば良いのですが、ストレートシャンクのフックの場合は、フックがボディの中で回転しないように、モノフィラメントを使って上の写真のようにあらかじめ回転止めを作っておいてからボディにセットします。これは、バスのフライフィッシングの世界で有名な、チャートリュースポッパーの大田さんが紹介されているタイイング・テクニックです。
フックをセットしたらエポキシ接着剤でボディを接着し、マスキングテープで固定してエポキシが硬化するのを待ちます。
エポキシが硬化したら、マーカーを使ってアイなどをペイントします。
ここまでは工作のような作業ですが、ここからようやくフライ・タイイングらしい工程になります。
テールとハックルは、バーブが長いホワイティングのアメリカン・ハックルやインド・ケープ、チャイニーズ・ケープを使うと良いのでしょうが、鱒用のドライ・フライに使用している昔のホフマンやメッツのコックハックルケープから適切なものを選んで使っています。逆に鱒用のドライ・フライでは使用しない部分が使えるので、廃物利用になって良いと思います。
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