2024年11月8日金曜日

Brightliver Hipster 1704E(その2)

 

 Brightliverのバスバギング用グラスロッド、Hipster 1704E、7フィート、7-8番、4ピースの製作過程の2回目です。


 今回のご依頼はフェンウィックの様な外観をご希望とのことでしたので、ラッピングもフェンウィックを意識し、GUDEBRODのNCPスレッドを使用しました。バット部の飾り巻きもGUDEBRODのバットワインドを使用しています。
 フェンウィックのグラスロッドはガイドラッピングの巻き幅がかなり広く、ティッピングの幅も広いのですが、すっきり仕上げたかったのでガイドラッピングの幅は十分な強度が確保できる最小限の幅、ティッピングも3回転にしています。渓流用の定番手の竿ではロッドアクションへの影響を最小限に留めるため、ガイドラッピングはもっと狭い巻き幅にするのですが、バスバギングロッドということで渓流ロッドに比べると広くしています。


 1回目のエポキシコートをかけたのが上の写真です。NCPスレッドを用いていますが、エポキシをかけると若干濃い色になります。
 完成までにあと2回エポキシコートを行います。

 Brightliverのグラスフライロッドブランクを使ったバスバギングロッドのカスタムメイドをご希望の方は、Yoshiharu Rodsのウェブ・サイトのお問い合わせから、もしくはyoshiharu.rod@gmail.comまでご連絡ください。お好みの仕様にてカスタムメイドいたします。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

初めまして、いつも楽しく読ませていただいています。オービスのロッドのことでお聞きしたいのですが、198?頃のグリーンマウンテンの8.6ft5番はスーパーファインのヘンリーズホークと同じブランクでしょうか?お忙しいところ申し訳ございませんが宜しくお願いします。

Yoshiharu Utsumi さんのコメント...

コメントありがとうございます。
オービスのグリーンマウンテンシリーズは1990年代だと思いますが、8.6フィート、5番はスーパーファインシリーズのヘンリーズフォークと同じブランクです。
当時のオービスは同じブランクを使って、値段が高い方からスーパーファイン、ロッキーマウンテン、グリーンマウンテンの3つのシリーズを展開していました。スーパーファインはブラウンのスレッド、ロッキーマウンテンはブルーのスレッド、グリーンマウンテンはグリーンのスレッドが巻かれており、シリーズによって使っているパーツ、仕上げ、ロッドケースが異なっていました。