2023年12月16日土曜日

繁盛ヒラべ復活プロジェクト(その6)



 「繁盛ヒラべ復活プロジェクト」の2つのクラウドファンディングの支援募集終了まで、いよいよ残り1週間あまりとなりました。

 これまでご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます。
 支援募集の終了日が近づいてきたということで、支援の額が増えてきていますが、どちらのプロジェクトも目標金額に対し大幅に未達となっております。

 ヒラべ(アマゴ)の稚魚が産卵可能なサイズに成長するまで、早くても2年、通常は3年かかりますので、2つのプロジェクトでは3年間分の放流に必要な資金を目標額にしています。

 ヒラべの稚魚放流については、目標金額が集まれば、繁盛地区の倉床川、黒原川、草木川の3つの渓流に年間それぞれ1万匹、3年間で3万匹、合計9万匹の稚魚が放流できます。これは嘗て揖保川漁協が稚魚放流を毎年行っていた時代に比べてもかなり多い数です。

 ルアー・フライ専用釣り場については、500mの区間に年間1,000匹の稚魚と1,500匹の成魚を3年間放流できます。
 ルアー・フライ専用釣り場は、3年間は成魚と稚魚を放流しますが、キャッチ&リリースをレギュレーションとし、4年目以降は稚魚放流のみに切り替え、最終的には自然再生産による放流に頼らない釣り場を目指します。

 2つのプロジェクトは目標金額に達成しなくてもプロジェクトを実行し、支援いただいた方にはリターン(返礼品)をお送りしますが、目標金額に対し大幅に未達の場合は、集まった金額に応じて放流量を大幅に減らす、あるいは1年だけ放流するといった形になりますので、支援額によって放流量が決定します。

 川を覗けばヒラべが泳ぐ姿が見られた嘗ての繁盛地区の渓流を取り戻すには、ある程度以上の放流量が必要ですし、ルアー・フライ専用釣り場も放流量が少ないと来ていただいた方に満足のいく釣りを楽しんでいただくことができなくなります。

 ヒラべの稚魚放流は5,000円支援いただければ、CAMPFIREの手数料を除いて135匹ほどの稚魚が放流できます。繁盛地区の渓流は、釣り人が自分達の力でなんとかしないと満足に釣りが楽しめない状況です。

 ご支援、ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。

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