2019年4月13日土曜日

Humpy


今回はウェスタン・フライの中からハンピーを紹介します。

 ハンピーは、テール、ウィング、ボディのシェル・バックに獣毛を用いたフライですので、他のウェスタン・フライ同様に浮力に優れるという特徴があります。

 ハックルを縦に巻いたパターンの中でも、コロッとしたバルキーなシルエットを持つので、私はテレストリアルを意識したフライとして使用しています。写真のフライは、ボディにピーコック・ハール、ハックルにブラウンというコーチマンと同じマテリアルの組み合わせですが、よりテレストリアルっぽさが表現できていると思います。
 小さなサイズにバランス良く巻くのが難しいこともありますが、私は#12のフックに、良く浮かせるためにハックルを3枚巻いたものを使用しています。

 ハンピーはボディマテリアルやカラーの違いで、様々なパターンがありますが、私は写真のもの以外では、ボディをイエローのフロス、テール、ウィング、シェル・バックをナチュラルのディア・ヘア、ハックルを茶色に染めたグリズリーで巻いたイエロー・ハンピーや、ボディを赤のフロス、テールをムース・ボディ、ウィングをホワイト・カーフ・テール、ハックルをコーチマン・ブラウンで巻いたロイヤル・ハンピーを良く使用します。

 写真のフライやロイヤルハンピーのように、テール、シェル・バック、ウィングを異なるマテリアルで巻いたパターンもありますが、イエロー・ハンピーのように、これらの部位を全てディア・ヘアもしくはエルク・ヘアで巻くのが基本で、折り返して巻きとめたシェル・バックをたすき掛けで2つに分けて、そのままウィングにします。
 ウィングを適切な長さに仕上げるには、最初にヘアを適切な長さで巻き留めることが重要になりますが、タイイングが楽しいフライでもあります。

 ハンピーは、時には1匹鱒を釣っただけで、シェル・バックが千切れてバラバラになってしまいますが、そうなってもフライへの鱒の反応は変わらないようです。





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