2025年6月14日土曜日

Yoshiharu Rods Hirabe 6'3" #4, 6'9" #3-4

 

 Yoshiharu Rodsオリジナルグラスフライロッド、Hirabe 6'3" #4 4pcHirabe 6'9" #3-4 4pcの製品ブランクが入荷しました。

 ご予約いただいた方には既に連絡させていただきましたが、予約いただいた順に製作しますので、順番がまわってくるまでしばらくお待ちください。


 Hirabe 6'3" #4はバンブーロッドの名竿、P.H.YoungのMidge 6'3" #4の再現をグラスロッドで試みた竿です。YoungのMidgeと同様に4番ロッドとしては強めの竿で、6'3"という短い竿ですがロングキャストを得意とします。YoungのModified Parabolic actionは従来のパラボリックアクションの竿とは異なりティップが繊細ですので、この竿もティップを使って近距離や至近距離のキャストを容易に可能ですが、どちらかというとある程度ラインを出して釣るのが楽しい竿です。テンポの速いキャスティングを好まれる方にも向いています。
 非常に軽い竿で大変軽快な釣りが楽しめますので、6'3"という短さのハンディはありますが、それでも敢えてこの竿を使う価値は十分にあると思います。キャスティングとドリフトのテクニックを駆使して小渓流でも本流でもこの竿で鱒と対峙する、そんなショートロッドマニアの方にお勧めの竿です。


 Hirabe 6'9" #3-4もP.H.YoungやR.W.SummersのバンブーロッドのModified Parabolic Actionに設計されており、繊細なティップな相対的に強めのミドル、低負荷から曲がり始める細めのバットの組み合わせでできています。繊細なティップは近距離のキャスティングを容易にし、細めのバットはミドルレンジからロングキャストにおいて少ない力でキャスティングすることが出来ます。
 Hirabe 6'9"はイワナ釣りを意識して、Hirabe 7'3"よりも少し強めになっていますが、20cmくらいのイワナでも十分楽しめる竿です。6'9"の長さは小渓流での釣りに最適な長さで、小渓流用により実用的な竿を求められる方にはHIrabe 6'3"よりも6'9"をお勧めします。
 3番ラインでも4番ラインでも使用可能ですが、より速いキャスティングテンポを好まれる方は、3番ラインで使用されるのが良いと思います。

 Hirabe 6'3"、Hirabe 6'9"のカスタムロッド製作をご希望の方は、Yoshiharu Rodsのウェブサイトのお問い合わせから、またはyoshiharu.rod@gmail.comまでご連絡ください。お好みの仕様にて製作します。海外からの注文も受け付けています。I accept order abroad.

2025年6月8日日曜日

西日本トラウトフィッシングフェスティバル in 繁盛(その3)

 

 5/25の「西日本トラウトフィッシングフェスティバル in 繁盛」で開催した「フライフィッシング体験」の模様をご紹介します。

 昨年までは旧繁盛小学校の小プールを使って行い、お子さんを中心に多くの参加者の方に参加いただいていましたが、今回はフライフィッシングを行ってみたいと考えておられる方のきっかけになればと「繁盛ルアーフライエリア」を使って本格的に川でのフライフィッシングを体験していただきました。

 金曜日の夜から降り始めた雨で開催できるかどうか心配されましたが、当初の予報を下回る降水量で川の増水もドライフライの釣りができるレベルでしたので、なんとか無事開催することができました。

 参加者の皆さんには、事前にグランドで30分ほどキャスティング練習を行った後に川に入っていただきました。講師の皆さんのデモを交えながら、実際の釣りと同様に川を釣り上がりながら、順番にマンツーマンで指導させていただきました。





 当日は気温が低く水温も低下したためアマゴの活性が低く、残念ながら参加者の皆さんにアマゴを釣っていただくことができなかったのですが、釣り上がっていく途中で運よくライズしているアマゴを発見することができました。


 交互にライズを狙っていただきますが、残念ながらフライに反応してくれませんでした。


 釣りを終えて帰る途中、ライズしていたポイントを皆んなで眺めます。


 川での釣りは1時間の予定でしたが、講師の方々も参加者の方々も熱中したため、皆さんが川から戻ってこられたのはイベントが終了し出展者の方が帰られた後でした。
 「フライフィッシング体験」という名前で開催しましたが、講師の方々に大変丁寧に詳しく指導していただいたので、本格的なスクールになりました。講師の皆さん、本当にありがとうございました。残念ながらアマゴは釣れませんでしたが、参加者の皆さんには大変満足していただけました。

 今回参加者の皆さんにはタックルレンタル、保険料も含めて参加費として2,000円いただきましたが、保険料以外のお金は来年のアマゴの稚魚放流に活用させていただきます。

 「繁盛ルアーフライエリア」ではこれから渓流のフライフィッシング、ルアーフィッシングを始めてみたいという方向けに、「フライフィッシング体験」、「ルアーフィッシング体験」を随時開催しています。ウェーダー、偏光レンズを含めタックル一式をレンタルしますので、手ぶらでお越しいただいて大丈夫です。詳細は「繁盛ルアーフライエリア」のウェブサイトのルアーフライフィッシングスクールのページをご覧ください。参加をご希望の方は、ウェブサイトのご予約・お問い合わせフォームから御希望日をお知らせください。お一人でも開催いたします。