前回のパラシュート・アントに引き続き、アント・パターンの第2段として、島崎憲司郎さんのマシュマロ・アントを紹介します。
パラシュート・アントは良く釣れる丈夫で使いやすいパターンですが、浮力が弱く、その持続性に欠けるのが弱点です。夏場の渇水した渓流では、さほど問題にはなりませんが、もう少し浮力が欲しい場合は、このパターンを使用することが多いです。
シマザキ・フライは機能的かつ捕食対象である水生昆虫や陸生昆虫の特徴を上手くデフォルメした優れたデザインが特徴ですが、タイイングの容易さや量産性も考慮されています。このフライを始めとする一連のマシュマロ・パターンも、最初にフライのボディになるマシュマロ部分をまとめて作っておくと、フライを短時間で大量に巻くことができます。
マシュマロ・アントのタイイングは、YouTubeのティムコのチャンネルで、実際にご本人がタイイングされているものが視聴可能です。
マシュマロ・パターンは、大きなフライでも鱒に吸い込まれやすく、フッキングしやすいと言われていますが、アント・パターンのような小さいサイズでは、前回のパラシュート・アントと大差はないと思います。
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